2009年07月14日

業務用機材の耐久性

最近、業務用(放送用でもなく家庭用でもない)カメラやVTRが壊れた
という話を周りでよく聞くようになった。
この“壊れた”というのは写らなくなったとか、録画できなくなった、
というものではなく、部分的に折れたとか割れたとか。
基本性能に支障はないが、嫌なものだ。
一般の人の感覚だと、愛車のボディに目立つ傷が付いたという感じだろうか。

20年前から放送用や業務用の機材を使ってきた自分から見ると、
特に業務用というジャンルの機材の耐久性が弱くなってきたと感じる。

以前は、
放送用・・業務用・・・・・・・・・・・家庭用、

とうい差があったが、

今は、
放送用・・・・・・・・・・・業務用・・家庭用、

というように、(部品の)耐久性は家庭用に近いのではないか。
こう感じているのは自分だけなのだろうか?

画質を含めた性能に大きな差がなくなってきた分、
ボディ等のつくりで差をつけないと、放送用を選択するメリットが少ない
ということで、意図的に業務用のつくりを貧弱にしているのだろうか?
機材の金額が低価格化してきているので、部品にかけるコストを抑えることは
メーカーにとって当然の行為であることは理解できる。
が、使う側としてはやはりシッカリしたものを使いたい。
「だったら高価な放送用機材を買いなさいよ!」
というのがメーカーの言い分なのかもしれないが・・・。







posted by Fukuda at 21:45| 群馬 曇り| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月13日

音声さん

今日は他社のENGヘルプカメラマン。
県内の数ヶ所の視察現場を追っかけ(先回り)で取材する。
何度か一緒にやったことがある音声さんだったのだが、
改めて“この人ウマイ!”と思った。

カメラはBVW-D600。
MKH-416の音をミキサー経由でワイヤレス受信。
音声さんはカメラとのケーブル接続が無いので自由に動ける。

そういうことなら誰でも出来るんじゃないの?
と思うかもしれないが、そんなことはない。

何に感心したかというと、一番は位置取り。
とにかく、カメラマンである自分が次にどう動くのかを予測して
フレームに入ってしまうことの無い位置を確実に取っている。
イヤーホーンで常にモニターしていたが、
めったなことではオフにならない。
どんな風に書いたらこの上手さをつたえられるだろう?
自分の文章力の無さが嫌になる。

久しぶりにすごく気持ちのいいロケだった。



posted by Fukuda at 23:19| 群馬 曇り| Comment(4) | TrackBack(0) | 技術系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月11日

個人情報保護法・肖像権

ここ数年、毎年同じ町の夏まつり番組を制作している。
地元局ではこの時期、いくつもの夏まつり特番が組まれる。
今年も担当することになって、今日はその打ち合わせに行ってきた。
そこで自分が発言したのは、

「なるべく多くの人を(テレビに)出してあげましょう」

(地元局側の立場で)視聴者に対するサービスのつもりで言ったことだ。
クライアント側も「そういうことで良いと思います」と同意している。
今までもまつりの番組ではそういう考えでやってきた。
で、特にクレームもなくやってきた。
しかし最近では、個人情報保護法の過剰解釈によって
いつ何を言われてもおかしくない。

クレーム例:
「テレビに映るつもりもなかったし、勝手に撮影されて放映された。
 これは個人情報保護法としてどうなのよ?」

法律に関してきちんと勉強したこともないし、
今でもなんとなくでしか理解していないというのが正直なところだが、
上に書いたクレーム例は「個人情報保護」ではなく、
「肖像権」の問題である。
ちなみに、日本では肖像権に関して特別に定められた法律は
現在は存在しないようだ。ただし、裁判になった場合は
肖像権が実質的に認められているケースがあるという。

まつりをテレビで紹介するという目的なので、
当然、神輿を担ぐ参加者や多くの見物客の映像が本人の許可なしに
放映されることになるわけだ。
自分に都合よく解釈すれば、例えばインタビューに答えてくれた見物客は
カメラの前で質問に答えることにより、テレビで放映されることを承諾したことになる。
もっと都合よく解釈すれば、テレビカメラに気づいてた=承諾となる。
そうでも思わなければ、

・○○町の神輿
・担ぐ人たちのアップ
・多くの見物客
・△△地区の神輿
・見物客のインタビュー

などという構成で編集することができなくなってしまう。

・○○町の神輿(担ぎ手の顔が判別できない大ロング)
・担ぐ人たちの手元や足元のアップ
・多くの見物客(を後姿で)
・△△地区の神輿(担ぎ手の顔が判別できない大ロング)
・見物客のインタビュー(顔はモザイクをかける)

こうすれば安心か?(笑)

映像とは関係ないが、個人情報保護法の名のもとに
小学校の緊急連絡網が廃止されたとか聞いたことがある。
今回の番組のことで言うと、「そりゃー個人情報の通出だろ!」
と騒ぐ人が出てくるような資料も、クライアントからお借りした。
神輿や山車の運行計画として時間や場所が書かれているものだ。
その書類には代表者の氏名や連絡先の電話番号もある。
これが個人情報の流出になり、クライアントは個人情報保護法というものを
守っていないことになるのかというと・・・
↓を見てもらえば問題無いことは判ってもらえるはずだ。

わかりやすい個人情報保護のしくみ(動画編)

内閣府としても過剰反応に対する対策をしている。

ネットショップから大量の個人情報が流出という事故が何度かあってから
何でもかんでも「個人情報保護法!」と言って騒ぐようになったが、
「肖像権」とは違うものだということも含めて、
改めて考えていかねばならないと思う。




※間違った記述や解釈などがありましたらご指摘下さい。



posted by Fukuda at 00:16| 群馬 曇り| Comment(1) | TrackBack(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月07日

鹿児島インターネットテレビ

アマチュアの方が開設されている動画チャンネル。
郷土愛と夢と希望をコンセプトに、鹿児島の情報をボランティアで発信している。

何故ここで紹介したかと言うと、コンテンツの良さを知って欲しかったから。
撮影技術がスゴイとか、編集テクニックが優れているとか
そういうことではない。
家庭用カメラのフルオートで撮っているらしく、フォーカスがフラついたり、
テロップが顔にかかっていたりと、雑に見える部分もあるのだが、
何と言うか、しっかり構成を考えて作りこんだ印象を受ける。

鹿児島在住の同業の知り合いがいるのだが、この人はスゴイ。
ビデオ以外にも、写真やデザインをしていて、
自分から見たらそれだけでスゴイのに、センスの良いカッコイイものを
創れる人だ。
鹿児島というのはクリエイティブ性豊かな人が育ちやすい土地なのかも。

kit.gif

鹿児島インターネットテレビ
http://www.isp-kikaku.com/


posted by Fukuda at 20:48| 群馬 曇り| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

教えてもらう時は・・・

「○○○をうまくやるコツを教えて下さい」と頼まれることがある。
○○○は、カメラの操作であったり、編集であったりするわけだが、
単純に教えてくれと言われても困ってしまう。
教える相手がどのようなレベルなのか判らないと
どこからどう教えればいいのかわからないからだ。

@自分が撮影した素材や編集した作品を用意する
  (使用したカメラ、編集したソフトなども)
A何が(どこが)上手くいかなかったのか
B何を(どこを)どのようにしたいのか

最低限これくらいは準備してから聞いた方が良い。
これらを見たり聞いたりすれば、教え方を考えられるからだ。


ここで一つズームインが上手くなるコツを教えよう!
ここから先は先生と呼びなさい!
↑冗談。申し訳ない。(^^;

下の絵のような画面から、青い被写体を画面いっぱいに
ズームインするときは・・・(三脚使用を前提とする)
zi.gif

まず、何をどのように操作するか。
1.三脚(のヘッド)を右に振る
2.三脚(のヘッド)を下に振る
3.レンズをタイト側に動かす
  (マニュアル操作の場合はズームリングを下方向に回す)

この3つの動作を同時に、スムーズに行うことになる。
と言ってもこれが難しいから上手くいかないわけだ。
ズームが一定のスピードにならず、カクカクした動きになったり、
パンやチルトのどちらかが先に終わってしまったり。
何度練習しても上手くいかないという人は、
“上手に操作しようとしている”というのが原因だ。
一つの操作に集中すうると他がおろそかになるからだ。
そんな技術的なことは機材に慣れてしまえば後から付いてくる。

一番重要なのは、自分は「気持ち」だと思っている。
青い被写体を画面いっぱいにして見せるとう気持ち。
イメージと言ってもいいかもしれない。
「スゥ〜っと青い被写体に寄っていく」というイメージを持ちながら
操作をすると上手くいくようになる。

ウソだと思うだろうか?
ホントだから!





posted by Fukuda at 01:29| 群馬 曇り| Comment(3) | TrackBack(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする