2017年03月23日

ファイル納品で困る!

最近自分の周りで「困った!」という人が複数居て、
その困った内容というのが、指定のファイルで出力できないというもの。

<その1>
〜 Apple ProResが出力できない 〜
シネアド(映画館で上映するCM)の案件で、
納品指定がApple ProResなのだが、
Windows/EDIUSユーザーなので出力が出来ない。
Mac/FCPユーザーに頼めば解決することなので問題は大きくないが、
マスターデータをどんなフォーマットで渡すかは悩みどころ。
Mac/FCPユーザーがGrass Valley Codec Optionを入れてくれれば
Grass Valley HQXを渡すことができるのだが・・・。

<その2>
〜 街頭ビジョン用のファイルが出力できない 〜
こちらは詳細な仕様が提示されている。

[映像]
ファイル形式:MPEG4
素材サイズ:1280×720ピクセル
ビットカラー:24bit
ビットレート:固定ビットレート25Mbps

[音声]
音声形式:WAV,MP3,AAC
音声ビットレート:128kbps,256kbps
サンプリング周波数:44.1kHz
音声モード:ステレオ

自分が使っているEDIUS Pro8では「ビットカラー」というものを
指定する項目が出てこないのだが、これはきっと、
24ビットカラー=1677万色であろうという判断で
深く考えないことにする。
フレームレートの指定もないが、勝手に30pでOKとしよう。
それ以外は、「H.264/AVC」を選択して出力すれば大丈夫!
の、はずであったが、自分が試してみたところ、
44.1KHzではMPEG4を出力することができない。
(48KHzであれば出力できる)
これがEDIUSの仕様なのか、
一般的にMPEG4では44.1KHzを扱えないのか分からないが、
とにかく自分の環境では出力できない。
困っているのは自分ではないのだが・・・(^_^;)

441出力エラー.png

MPEG4を1280×720、44.1KHzで出力できる人がいたら教えてほしい!
(Mac/FCPであれば問題なくできるのだろうか?)

さて、上記の技術的問題とは別に困ったことがあるようで、
それは、“ファイルを指定している会社の担当者にも分からない”
と云うことだ。
これは、<その1><その2>両方とも同じで、
<その1>は、QuickTime/Grass Valley HQXではダメなのか?
<その2>は、仕様通りではないMPEG4ではダメなのか?
という問いに対して、「分からない」という答えが返ってくるらしい。
広告代理店経由の仕事の場合、技術的な内容は
代理店担当者に問い合わせても分からないということは多い。
それは仕方ないと思うが、
受け取ったファイルを扱う会社が「分からない」ということは、
誰にも分からない!と云うことだ。(ToT)

こんな場合、どうすればいいのだろうか・・・。






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2017年03月17日

EDIUSでこんな映像を作ってみよう49

すご過ぎて笑ってしまうことはないだろうか?
この動画がまさに、それ!
自分はこれをみて「すごい!」を通り越して笑ってしまった!


大見義裕 EDIUSでこんな映像を作ってみよう49

それにしてもこれ、本当にEDIUSだけでつくったのか?
と思うくらいすごい!
丁寧に解説されているので誰でもつくれると思うが、
解説されているからであって、間違っても自分では思いつかない。
普通の人が同じものを要望されたら確実にCG屋さんに発注するって!

大見さんは会って話すとエロい気のいいオジサンなんだけど、
EDIUS使わせたら天才的!

ed.png







posted by fukuda at 20:49| 群馬 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月24日

グラスバレー Mync(ミンク)

Grass Valley Mync
GV Browserに新機能を追加したパーソナルコンテンツ管理ソフトウェア

170223_Mync_top (1).jpg

今年1月の終わりにGV Browseを活用していきたいという記事を書いた。
使い込むほどではないが、大量の素材の中から素材をピックアップするときに
再生・確認用として使っている。
EDIUS Pro8とは別のソフトなので、同時起動ができるのが便利だ。
他の機能は使っていないのでよくわかっていないのだが、
そのGV Browseの進化したものらしいので楽しにしている。

上の画像の右の画面に見てとれるストーリーボードのようなものは、
それぞれの素材の編集ポイント(IN-OUT)が決められているのだろう。
これらが上から順番に再生されるということか?
この簡易編集情報をEDIUS Pro8のビンやシーケンスに
そのまま読み込めるとしたら、素材が整理された状態で本編集に入れるし、
もっと他にも活用方法はありそうだ。

CP+2017に行けば実際に見られるのだが・・・、行けない。(ToT)
詳細で正確な情報がすぐにネットに上がってくると思うので、
注目しておきたい。


PRONEWS
http://www.pronews.jp/news/20170223114302.html






posted by fukuda at 08:45| 群馬 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月22日

ラウドネス調整 EDIUS/ AuditionCC

CMなどを放送局に納めるには、
映像レベルと共に音声レベルも基準に沿う必要がある。
自分が使っているEDIUS Pro8ではラウドネスの調整と確認ができないので、
社内にある別のマシンでEDIUS Pro7を使って調整している。
EDIUS Pro7で調整すれば、-24.0LKFSにすることができる。
しかし、ラウドネス調整のためだけに
いつまでもEDIUS Pro7のままにしておくわけにもいかず、
別の方法を探している中で、Adobe AuditionCCで出来ることがわかった。

早速、EDIUS Pro7で-24.0LKFSに調整したWAVファイルを
AuditionCCのラウドネスメーターで計測してみた。
何度測っても-23.9LKFSだった。
次に、元のWAVファイル(ラウドネス調整前/-15.2 LKFS)を
AuditionCCで-24.0LKFSをターゲットとして自動調整をかけた。
(調整方法は後述する)
計測してみると、-23.9LKFS。

ラウドネス.png

さて、この0.1という差をどう考えればいいのか?
EDIUS Pro7で-24.0LKFSに調整したWAVファイルを
AuditionCC計測した結果が-23.9LKFSなのだから、
これをイコールと考えていいはずだ。
という事は、AuditionCCで自動調整したWAVファイル(-23.9LKFS)を
EDIUS Pro7で計測したら-24.0LKFSになるはず。

もちろんEDIUS Pro7で計測した!
結果は、
E7_24.0.png

-24.0LKFSだ。
AuditionCCではEDIUS Pro7より数値として0.1小さく表示される
ということがわかった。(少なくともウチの環境ではそうなる)
これまでラウドネスの調整は別のマシンにファイルを移動する必要があったが、
今後は同一マシン内で完結できるので助かる。


Adobe AuditionCCでのラウドネス自動調整方法は下記の動画を参考にした。

アドビ映像塾90秒「ラウドネス自動調整」
http://tv.adobe.com/jp/watch/eizojuku90/22090/

動画内で説明している手順は以下の通り。
ウィンドウ > ボリュームを一致 > 対象ファイルを開く
一致先:ITU-R BS.1770-2 ラウドネス > 実行
エフェクト > スペシャル > ラウドネスメーター(TR-B32LKFS)で確認



地方ではお付き合いの関係で、小さなプロダクションや
フリーランスの人にもテレビCMの話が来ることがある。
大都市でやっている人にはおかしな話に聞こえるかもしれないが、
テレビCMの制作を請けた会社や個人が、CMを放送局に入れるために
広告代理店に話を持っていくということがあり得るのだ。
これは群馬だけの話ではないと思う。
普段はテレビ局と関係のないところで仕事をしている人にも
突然「ラウドネス」という未知の知識を求められることがあり得る。
そんな時、そんな人のために、この記事が役に立てばいいと思う。






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2017年02月06日

【機材レポート】 はじめての大判センサービデオカメラ

<レポート機材>
カメラ:JVC GY-LS300CH
レコーダー:ATOMS SHOGUN INFERNO
編集ソフト:Grass Valley EDIUS Pro8

LS300赤城山.jpg

GY-LS300CH、SHOGUN INFERNOをお借りできたので、
これからレポートを書くのだが、はじめに断っておく。
自分は大判センサーのビデオカメラを扱うのが初めてだ。
4k/logを扱うのも初めて。
一眼レフカメラの経験もない。
なので、レンズに関する知識がまったく無い。
それから、4Kをネイティブで視聴する環境も無い。
映像に対する判断はHDにダウンコンバートされたもので行った。
ここから先、初心者の視点で間違ったことを書くと思うが
ご容赦願いたい。(いやホントお願い!許して!)
まぁ、4K/log初心者はこんな事を考えていて、
こういう事が分かっちゃいないという見本にはなるだろう。

では、まずは苦手なことからレポートを済ませてしまおう!w
GY-LS300CH を借りたときに、metabones EF-M43が装着されていた。
お借りしたレンズはもちろんEFマウントだ。
使ったレンズに特別なこだわりは無く、
お借りした3本を付け替えて試してみて、
その中で自分が一番良いと思ったものを使ったに過ぎない。

レンズ2.jpgレンズ1.jpg

大判センサーカメラ初心者にとって、レンズは最初にして最大の壁だ。
画質を追求すれば、短焦点レンズを選ぶべきなのだろうが、
運用を考えると、広角、標準、望遠の
3種類のズームレンズを揃えておくことになるのだろう。
最初はJVCで動作確認したレンズを選ぶのがいいのかもしれない。
はい、レンズに関してはおしまい。(^_^;)

LS300.jpg

JVC GY-LS300CHは4K/30pのビデオカメラだ。
もちろんHDも撮れる。
HD収録の場合はVSMを有効に使える。(4Kでも少し使える)
VSMとは、バリアブル・スキャン・マッピングという技術で、
固定焦点レンズでもズームが出来るのだ。
スチル用のレンズは、たとえズームレンズだとしても
ビデオカメラのようなズームが出来ない。
いや、まったく出来ないわけではないが、やり難い。
VSM技術を使うことで滑らかなズームを可能にしてくれる。
デジタルズームではないので画質劣化は無い。
GY-LS300CHの詳細はJVCのサイトで。
http://www3.jvckenwood.com/pro/video/gy-ls300/

さて、J-log1の話題に移ろう。
とりあえずlog収録っていうのが何なのか説明したいところだが、
正確なことを書けないので知っている浅い範囲で書く。
普通のビデオカメラは暗部やハイライトの情報を切り捨てて、
完成された映像データとして記録するが、
logは暗部やハイライトの情報を可能な限り切り捨てないで、
輝度や彩度など多くの情報を残したまま記録したデータだ。
log撮影された映像は色が薄く、眠い感じの映像なので、
そこに多くの情報が残されているということを感じにくい。
でも多くの情報が記録されているのだ。
それを後処理で調整する。
普通の映像データでもカラーコレクションは可能だが、
情報量が少ないので映像が破綻しやすい。
しかしlogデータは破綻しにくいので調整の自由度が高い。
そういう性質のlogをJVCとして決めたものがJ-log1。
まぁそんなところだ。たぶん。
(※JVCさん、間違っていたら指摘してほしいっす!)

自分が聞きかじったlog撮影の注意点は、
アイリスを開け過ぎないこと。(輝度情報をすっ飛ばさないこと)
たったこれだけしか知らずにlog撮影してきたのだから
無知というのは強い!

正しい調整かどうかは別として、
J-log1収録した素材にEDIUS Pro8のプライマリーカラーコレクションで
LUTを当て、項目をちょこっといじったものを並べておく。

log.jpgLUT.jpg

log2.jpgLUT2.jpg
左:J-log1素材   右:調整後

EDIUS Pro8のプライマリーカラーコレクションは
こんな感じになっている。

カラコレ.png

難しそうに見えるが、LUTというものが用意されているので
それを当てれば良い。(←かなり乱暴な結論)
そこからちょっといじったりする。
LUTって言うのは、色のプリセットみたいなものかな?
(乱暴な表現でごめんなさい)
ちなみに、GY-LS300CH では、
J-log1で収録しながらBT.709という現行のテレビ放送の
規格にマッチした色でモニタリングすることもできる。

カラーグレーディングに関しては、本当はすごく奥が深くいのだが、
簡単に書いてしましった。(専門家の方、ごめんなさい)


GY-LS300CHはマイクロフォーサーズ規格のセンサーを搭載している。
つまり大判センサーのビデオカメラだ。
大判センサーの魅力と言えば、「ボケ」。(←素人っぽい)

普通のビデオ屋さんの機材経歴としては、
センサーサイズ2/3インチ〜1/3インチという流れではないだろうか。
これらのカメラで背景を自由にボカすことは困難だった。
そこへ突如として現れた、動画が撮れるスチルカメラCanon 5DU。
映画のように・・・という表現が適切かどうかは疑問だが、
とにかく背景をボカした動画が撮れた。
高画質で、しかも手の届く価格で。
普通のビデオカメラからデジタル一眼レフカメラに移行した人も
多いのではないだろうか。
ただ、やはりスチルカメラはスチルカメラで、
ズームやフォーカス、音声収録など、
ENGビデオカメラに慣れた人間には使い難い面も多かった。
それでもCanon 5DUが売れたのは「ボケ」を表現しやすい
ということに尽きるような気がする。

GY-LS300CHの「ボケ」表現に戻そう。
普通、スチルカメラ本体にNDフィルターは内蔵されていない。
NDフィルターはレンズの前面に付けるものだからだ。
レンズ径が違えばNDフィルターもレンズ径に合わせて用意するが、
GY-LS300CHの大きなメリットは何と言っても
カメラ本体に3段階のNDフィルターが付いていること。

NDフィルター.jpg

これによって大判センサー初心者の自分でも、
簡単にボケ具合を選択できるのだ!

ボケ4.jpgボケ4w.png
ND FILTER 1/4

ボケ16.jpgボケ16w.png
ND FILTER 1/16

ボケ64.jpgボケ64w.png
ND FILTER 1/64

こんな感じでボケのバリエーションをつくれる。
いじったのはカメラ本体のND FILTERとアイリスだけ。
カメラポジションも変えていないし、レンズも触っていない。
しつこいようだが、自分は大判センサー初心者だ。

ちなみに、GY-LS300CH本体での4K/J-log1収録は、
Transend 90MB/s 600x SDHC/32GBカードを使っている。
Transend 60MB/s 400x SDXC/64GBは使えなかった。
SDXCの方が性能が良いと思い込んでいた自分が恥ずかしい。

さて、GY-LS300CHについて色々と書いてきたが、
収録はATOMS SHOGUN INFERNOでも同時に行っている。
こちらは480GBのATOMS ロゴ入りSSDだ。
GY-LS300CH とSHOGUN INFERNOをHDMIで接続すると
SHOGUN INFERNOはカメラとカメラからの出力を自動で認識する。
また、Recトリガーやタイムコードも連動するので、
同一のタイムコードでバックアップ素材を記録できる。
(むしろメイン素材か!)

連動自動.jpgRec連携.jpg

ちなみにSHOGUN INFERNOでの記録は、ProRes 422 HQで行った。

GY-LS300CH:3840×2160 H.264(素材容量 7.35GB)
SHOGUN INFERNO:3840×2160 ProRes 422 HQ(素材容量 45.0GB)

ここでお詫び。
テスト撮影の様子や画面はハンディカムで記録したのだが、
SHOGUN INFERNOの画面がグレアなので写り込みが激しい。
画面が見え難い画像もあるがご容赦願いたい。
ついでに書くと、屋外での撮影にフードは必須だ。

GY-LS300CHとSHOGUN INFERNOで収録した素材の画質の差に
ついての評価は4K視聴環境が無いので今回は見送るが、
欲しい人がいたら素材をアップロードしてお渡しできるので
申し出てもらいたい。

今回のテスト撮影でのSHOGUN INFERNOの主な役割は、
フォーカス合わせと映像レベルの確認用とした。
分かり難くて申し訳ないが、こんな感じ。

SHレベル2.jpg

GY-LS300CHの液晶でもピント合わせは可能だし、
アイリスの設定もヒストグラム表示やゼブラで可能だったが、
やはり画面が大きいだけにSHOGUN INFERNOが頼りになった。
機能の詳細は公式HPを見てもらうとして、自分が気に入ったのは
タッチパネル操作の応答速度や、メニューが直感的に分かりやすいこと、
モニターモードの充実が挙げられる。
波形表示の透明度を簡単に変えられるところなど、かなりいい!

モニターモード.jpg
ATOMS https://www.atomos.co.jp/


このテスト撮影の数日前にも別の現場で使っている。
HDW-790のHD-SDI OUTをPMW-EX30に入力し、
PMW-EX30からHDMIでSHOGUN INFERNOに入力。
素材収録と共にビデオレベルやフォーカスの監視をした。

wa.jpg


さて、最後は発表会の収録で使ってみた感想を。
ikuei.jpgikuei SHOGUN.jpg

3カメ・パラ収録の現場(カメラマン2名、固定無人カメラ)に
GY-LS300CHとSHOGUN INFERNOを舞台引き固定で追加した。
もちろん4K収録だ。
GY-LS300CH本体での4K収録は、
128GBのSDXCカードで100分記録できる。
リレー記録を行えば2時間程度の発表会では充分だ。
しかし、今回の発表会は2時間弱の発表が午前と午後の2回ある。
128GBのSDXCカードの手持ちがなかったという理由もあるが、
今回はテストということでSHOGUN INFERNOのみの記録とした。
午前、午後それぞれ480GBのSSDを1枚。
画質設定は収録時間の関係で最低画質のApple ProRes LT。

SSD480.jpgikuei設定.jpg

実際の収録時間と記録容量は、開演5分前から収録を開始して、
午前、午後ともに1時間44分程度。258BG前後だった。

ikuei舞台.jpg

肖像権など許可を取っていないので動画や切り出しの静止画を
見せられないことが残念だ。
残念だと書いたということはつまり、結果が良かったという事。
納品はDVDとBlu-rayなので、EDIUS Pro8の編集プロジェクトは
HD(1920×1080)だ。
そこに4K素材を乗せると50%に縮小される。
という事は、2倍(100%)まで拡大しても
HDクオリティを維持しているということなので早速やってみた。
今回使った3台のHDカメラはSONY HXR-NX5R。
同じ場面で引き固定のNX5Jと2倍拡大した4K素材を比較した。
NX5Rの引き画が悪いわけじゃない。
最近まで引き画として使ってきたNX5Jと、
新しく導入したNX5Rでは引き画に雲泥の差がある。
そのNX5Rと比較した4K(2倍拡大)の画もまた雲泥の差。
最低画質のApple ProRes LTの素材でもこの差がでる。
映像制作業界に身を置く者として魅力を感じないわけがない!

ここまでテストしてきて良いこと尽くめのように書いてきたが、
まったく問題が無いわけではない。

 ・4K 30p/60p
 ・ワンマンオペレート撮影(機材の増量)
 ・編集用マシンのスペック
 ・収録用メディアとアーカイブ(一定期間の素材保管)
 ・カラーグレーディングの知識と作業時間

上記についてはそれぞれの環境や考え方があるので
自分の場合はどうなのか検討する必要があるだろう。
福田的には30p/60pは気になるところだ。
SHOGUN INFERNOは4K/60pに対応している。
GY-LS300CHは現状では30pまでだ。
このまま30pまでしか対応できないなら、
60pを望む人には導入を検討する価値はないのだろう。
しかし、ちょっと考えてみて欲しい。
GY-HM650がファームアップでどれだけ進化したのかを。
JVCとして60pを視野に入れていないとは思えない。
今年のNABから夏にかけてファームアップがあると思う。
(希望的な予測ではないかもしれないと言っておこう!)
その場合、カメラ本体でSDカードに60pを記録するのは厳しいか。
そうなると4K/60pは外部記録になるので、
SHOGUN INFERNOが期待のレコーダーということになってくる。

last.jpglast2.jpg


はじめての大判センサービデオカメラレポート、
いかがだっただろうか?
欲しい機材の上位を占めるGY-LS300CHとSHOGUN INFERNO。
導入コストと性能のバランスから見ても、良い機材だと思う。
これを同時にテストできたことは嬉しい限りだ。

つい最近までHDはキレイだね!と言っていたはずだが、
技術の進歩は目覚しく、導入コストも含めて、
4K/log収録が視野に入ってきた。
log収録後の後処理を考えると、全てをlogで収録する必要はないし、
地方ではまだ4K案件自体がほとんど無い。
しかし、確実に迫ってきていることは間違えない。

正確性に欠けるものであるが、
この記事が大判カメラ未経験の同業者の参考になれば幸いだ。




-- 追記 2/6 ---
本文はそのままにしておくが、各方面からご指摘をいただいたので
分かり難かったり、誤解を招きそうな表現について書いておく。

■「480GBのATOMS ロゴ入りSSD」
ケースがATOMSとうことであって、中身は市販のSSDだ。
対応品がメーカーのHPにある。
https://www.atomos.com/drives

SUPPORTED MEDIAからSHOGUN INFERNOを選択すると
対応メディアが表示される。

media.png

SHOGUN INFERNOでの記録は、LUTを当てた状態でも可能だし、
SSDに4K/log収録をしつつ、
LUTを当てたHDダウンコンバートの画を出力することも可能。
つまり、HDのスイッチング現場にも投入できるという事だ。


■「GY-LS300CHのセンサーサイズ」
搭載しているセンサーは「Super35(スーパー35mm)」というもので、
レンズマウントがM4/3(マイクロフォーサーズ)ということだ。
センサーについては自分の知識ではどうにも説明できないので、
自分で調べてほしい。m(_ _)m
VSMは、Super35からm4/3サイズの間を上手く使って、
滑らかなズームやクロップをしているということらしい。
↑完全に理解しないで書いている。(^_^;)


後日また指摘などがあったら追記する。


--- さりげなく追記 ---

株式会社ガイプロモーション

4K撮影が楽しい!GY-LS300の正体とは? 前編
http://www.gaipromotion.co.jp/news/gainews150410.html

4K撮影が楽しい!GY-LS300の正体とは? 後編
http://www.gaipromotion.co.jp/news/gainews150717.html








posted by fukuda at 01:00| 群馬 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 機材レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月05日

久しぶりの機材レポート

GY-LS300CHとSHOGUN INFERNOのレポート記事をアップ予定。
たぶん今夜あたり。

LS300赤城山.jpgLUT2.jpg
SHレベル2.jpgボケ64.jpg

あっ、編集の続きやらなきゃ!




追記   2017年2月6日
【機材レポート】 はじめての大判センサービデオカメラ
http://live-4.seesaa.net/article/446677032.html






posted by fukuda at 10:57| 群馬 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月04日

最近のテロップ制作 (福田 篇)

編集マシンを新調してからも編集作業工程は基本的に同じだが、
テロップの作成方法だけ一部変えてみた。
Photoshopが苦手な自分としては文字に細いエッジを付けて、
更に太いエッジを付けるなどはIllustratorでつくっていた。
しかし、EDIUSでIllustratorファイルは読み込めないので、
一旦Photoshopに読み込んで、PSDで出力という作業をしていた。
これがメインタイトル一つだけなら気合入れてやるのだが、
コーナータイトル全部とか、強調するテロップ全部っていうと
とても面倒でやってらんねーよ!と、なってしまい、
クイックタイトラーでお茶を濁すことも多かった。

では何が変ったのか?
それは、Illustratorから直接PNGを出力して、
出力したPNGをEDIUSにすぐに乗せられるようになったことだ。
もしかしたら以前から出来たのかもしれないが、
自分的には新発見だと喜んでいる!(笑)

自分と同じような人もいると思うので作業工程を説明しておく。

まず、Illustratorでテロップをつくる。
自分は「テロップ作成用」ファイルをつくっておき、
そこに次々と作っていくようにしている。
テロップは大きめに作成することをお勧めする。
(小さいと解像度が足りなくなる)

AI画面.png

作成したテロップを選択し、「ファイル」>「選択範囲を書き出し」
で、任意のフォルダに300ppiのPNGを出力できる。

アセット書き出し.png

ファイル名は「アセット1」から始まる。
名前の書き換えも出来るが、自分はそのまま出力してしまう。
あとはEDIUSに読み込んで使うだけだ。
4Kプロジェクトのタイムラインから静止画出力したものも載せておく。

edius.png

EDIUS乗せ4K.jpg

もちろん全部のテロップをこの方法でやっているわけではなく、
説明文的なテロップは相変わらずクイックタイトラーを使ている。

Telop Canvas買えばいいじゃん!っていうのは・・・






posted by fukuda at 19:42| 群馬 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月31日

GV Browser

GV Browserを活用している人ってどれくらいいるのだろうか?
これまでまったく活用しなかった人間の一人として自分が居るのだが、
最近気づいたことがある。
QuickTime素材のプレビューに便利!

ATOMS SHOGUN INFERNOで収録したProResの素材は
Windowsのエクスプローラーではサムネイル表示がされない。
(自分の環境だけ?)

サムネイル.png

これまでは全素材をEDIUS Pro8に読み込み、
素材チェック用のシーケンスを作成して、
そこにすべての素材を配置することで映像内容を確認していたが、
GV Browserであればそれをしなくても映像内容を確認できる。
ファイルの様々な情報も一覧で表示されるので便利だ。

GV.png

GV Browserサイトを見ると様々な機能があるようなので
うまく活用すれば編集効率を上げられそうだ。
機能とは直接関係ないが、ウィンドウサイズを変えたときに
並べ替えられるサムネイルの動きも気に入っている。
ちょっとGV Browserを立ち上げてみてはいかがだろうか。


GVロゴ.png
Grass Valley GV Browser






posted by fukuda at 11:33| 群馬 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月15日

After Effectsエラー CT generic: not ascii(83、2)

After Effectsで文字入力をしてフォントを選んでいるときに
「CT generic: not ascii(83、2)」という表示が出た。
どうやらエラーらしい。
表示を消すことも出来ず、After Effectsを終了もできず・・・。
仕方ないのでPCを強制終了。

それで改善されると思ったが、After Effectsを立ち上げると
まったく同じ状態になってしまう。
そのプロジェクトを何度立ち上げても同じ。
ネットで調べてみると、どうやらフォントが原因らしい。
しかし、膨大なフォント(フリーフォントも含む)の
どれが原因なのかはわからないので手の打ちようがない。
編集の追い込みに入っているので困った。

なんとなくAfter Effectsを新規プロジェクトを立ち上げたら
こちらは問題なく立ち上がった。
別案件のプロジェクトも問題なく立ち上がる。


どうやら、問題のあるフォントを読み込んでしまったプロジェクトが
同じエラーを繰り返すようだ。
バックアップのHDDに前日のプロジェクトを取ってあったので
それを立ち上げるて事なきを得た。(^_^;)

やはりこまめにバックアップを取っておくべきだと
改めて感じた一件だ。


Windows7/64bit
After EffectsCC


820012572.png
画像はネットから拝借したものだが、
エラーの表示はこういうものだった。








posted by fukuda at 21:31| 群馬 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月01日

2017年

新年あけましておめでとうございます。

「地方プロダクションの映像制作」は、
本年も気が向いたら書くというゆるいペースで更新予定。




posted by fukuda at 01:00| 群馬 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする