2016年06月29日

EDIUS Pro8 ポン出し

top.png

ポン出しとは、イベントや演劇などで音響さんがタイミング良く
BGMやSEを出すことである。
例えば、歌謡ショーではこんな感じ。

司会:それでは歌って頂きましょ〜、曲は******です!
音響:曲出し

司会者のコメント終わりで即イントロが入ると気持ちいい。

そして、ポン出しはもちろん音だけではない。
映像もある。
これまでも映像のポン出し専用機はあった。
代表的なのは、専用のハード、Roland P-10だ。
事前に映像を登録しておけばボタンを押した瞬間に映像が出る。
価格も手ごろだった。
しかしこの機種はHD映像を扱えない。
P-10のHD版が出ることを期待していたが出なかった。
Rolandから出たのはPR-800HDという100万円を大幅にオーバーする機種だ。
多機能で安心感もあるが、手が出ない。(ToT)

結婚式のエンドロールではPremiereProやEDIUSを使っているし、
その場で編集してタイムラインから直接出している業者もいる。
出来ることはわかっているのだが、
自分は本番一発勝負の現場でPCを使うことに不安を感じていて、
今までは踏み切れなかった。
(パワポは使ってきたのだからおかしな話だとは思うが、動画だからね)

事前に準備できる2〜3本の動画コンテンツであれば
Blu-rayプレイヤーやPMW-EX30が安心だ。
しかし今回、ノートPCでやることにした。
コンテンツ数が多く、ギリギリまで素材が揃わないからだ。

自分のノートPCは3年くらい前に購入した。
スペックは・・・
 Windows7
 64bit
 Corei7-3630QM
 メモリー8GB

そこに、EDIUS Pro8をインストールした。
これまでもEDIUSは入っていたが、Pro5.5だったので、
プレビューウィンドウをフル画面で外部出力できなかったのだ。

さて、EDIUS Pro8のプレビューウィンドウを
セカンダリーモニターに出力できることは知っていたが、
実はその方法が分からない。
そこで、困ったときのDAVICS2(facebook)。
相談を書き込むといくつものコメントが付いた。
「EDIUSの神」大見さんは電話をしてきてくれた。
有難いことに、書き込むより早いだろうって理由からだ。
早速教えてもらいながらノートPCの設定を拡張にし、
EDIUSのユーザー設定をいじる。
あっという間に出力された!

PC設定.png
EDIUS8設定.png

「EDIUSの神」とは大袈裟な!と思うかもしれないが、
試しに“EDIUSの神 大見”で検索してみればわかる。
本当に出てくるから!

宮城の濱畑さんは、所有しているIntensity Shuttleを送ってくれた。
今日の午前中に届いて、無事に出力できた。
ほんと、ありがとうございます!

・ノートPCのHDMIからコンバーター経由でAW-HS50に入力
・ノートPCのHDMIからIntensity Shuttle経由でAW-HS50に入力

どちらも1時間以上リピート再生を繰り返してみたが、
コマ落ちすることなく安定していた。

実は以前も同じノートPCから映像出力を試みたことがある。
EDIUS Pro5.5は上で書いたとおりNG。
Vegas Pro12からはコマ落ちした。
パワーポイントに動画を乗せる方法もコマ落ちした。
外付けHDDからも内蔵HDDからも結果は同じだった。

スペック不足だと諦めていた。
EDIUS Pro8は動作が軽くなったと聞いていた。
だからって自分のPCで再生が軽くできるわけないよね。
それでもやってみる価値はあるか?
気が変わらないように、まずはEDIUS Pro5.5をアンインストール。
(EDIUS Pro5.5のパッケージが見当たらないので消したら終わり)
EDIUS Pro8ダウンロード版をクレジットカードで購入。
躓くことなくインストールできた。
すでに支給されているmp4やmovの素材を
メインPC(*1)からポータブルHDDにコピーしてノートPCに持っていき
ポータブルHDDの素材をそのままタイムラインに乗せた。
結果はすでに書いた通り、問題なく再生した。
EDIUS Pro8の動作が軽いからなのだと思う。
すごいよEDIUS Pro8!

無題.png

思いつくまま書いたので時間軸がおかしいかもしれないが、
ノートPCがポン出し機になったことは伝わっただろうか。
ただし、PCはいつトラブルかわからないので、
バックアップとしてPMW-EX30に素材を準備しておきたい。

ノートPC+EDIUS Pro8をポン出し機にするメリットは
・現場でも再生順の入れ替えなどができる
 (ギリギリではやりたくないけど!)
・シーケンス管理で様々な再生パターンをつくっておける
 (任意のCMだけリピート再生とか)
・タイムラインを見ることで残り時間を確認できる
 (全体のうちどのあたりを再生しているか視覚的にかわる)
などなど。
他にも素材そのものの調整や撮って出しもできる。

ポン出しEDIUSのデビューは
http://ttmf.jp/
今後も安心して使えるようにノートラブルの実績をつくりたい。


(*1)福田のメインPC
 猿田さんに製作を依頼し、2009年4月に導入。
 WindowsVista/32bit
 メモリー3GB
 AdobeCS4、EDIUS 6



-------------
2016年7月4日 追記

当日の現場は無事に終了。
複数の素材の組み合わせを替えたり、
本番中に突然のリピート再生要望など、
舞台監督からの要請にも柔軟に対応できた。






posted by fukuda at 19:45| 群馬 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月25日

『ある日、アヒルバス』

たまには映像以外のネタも・・・と思ってみたが、
そもそも映像関係の記事も少ないな、最近。

普段から本を読むようにしている。
でもまぁビジネス書とかは苦手で、読むのは主に小説だ。
以前は大沢在昌ばかり読んでいた。
ハードボイルド小説は主人公も脇役も台詞がかっこいい!
その後は有川浩にハマった。
有川浩をほとんど全て読み終わってしまって、
どうしたものかと思ったが、
昨年後半あたりに、本屋で何気なく手に取った小説は
青春小説(?)っていうようなものだった。
カーリングや飛び込みなど、マイナースポーツが舞台であったり、
学校生活だったり様々だが、いずれも読後感が気持ち良く、
本屋に行って裏表紙を読んでは同じようなジャンルを探した。
山本幸久に出会ったのは今年の春頃だったと思う。
『ある日、アヒルバス』が最初の一冊だった。
内容はネットで探してもらえばいくらでも出てくるので
そちらを参照してもらうとして、とにかく面白かった。
そこからはもう、山本幸久、山本幸久、山本幸久だ。
これまで15作品くらい読んで気づいたのが、
どの作品にも他作品のキャラクターが出てくるとろだ。
“ここでこのキャラが出てくるかぁ〜”と嬉しくなってしまう。
発表順に読んでいるわけではないので見落としているキャラもあると思うが、
読み返した時に改めて知ることになるだろう。

山本幸久氏の作品はまだ半分くらいしか読んでいないので、
これからもしばらく楽しめる。
今朝からは『失恋延長戦』を読み始めている。

あひるばす.jpg





posted by fukuda at 14:42| 群馬 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月15日

Flicker Free

撮影後、フリッカーに気づいて焦ったことはないだろうか。
最近は記憶にないが、以前の自分は何度もあった。
デモ映像を見ればわかるが、フリッカーがキレイに除去されている。


http://www.flashbackj.com/digital_anarchy/flicker_free/



posted by fukuda at 14:35| 群馬 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月10日

被写体重要!

最近のプロフィール画像が気に入らなかった。
だったらすぐに違う写真にすれば良かったのだけれど、
いい写真が見当たらないのでそのままにしていた。
被写体は重要だと再認識した。

今回の写真は昨年のInterBEE2015で、
大阪の笹邊さんに撮ってもらったもの。
屋外のテラスでお弁当食べてる時だったかな。

fukuda_Plof6.jpg

やはり被写体は重要だ!(笑)



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2016年06月09日

若手が入ってこない

SNSで少し話題になったので書いてみる。

若者が映像業界に入ってこなくなって久しい。
入ってきてもすぐに辞めちゃう。
ウチの会社は新卒も中途も採用しないから(出来ないから)、
若者が入ってくることはないのだけれど、
知り合いの会社にはたまぁ〜に入ってくる。
他社の若手スタッフなんだけど、周りは大切に育てようとする。
自分がこの業界に入った頃は、他社の人でも現場で叱ってくれた。
その後で、何がどういけなかったのか教えてくれた。

叱る=育成
叱られる=成長する

という事だったと思う。
自分が教える側になってきた頃はまだそれが通用したように思う。
でも今は違う。

先輩は叱っているつもりでも、受け手(若者)は、
「怒られた」「文句を言われた」と受け取るようだ。
ちなみに、自分の考える「叱る」とは・・・

相手が自分を含めて誰かに悪い影響を与えたり、自分が指示したとおりに動いてくれなかったりした場合に、相手をより良くしようとする注意やアドバイスを、あえて声を荒げたり語気を強めたりして相手に伝える動作
http://blogs.itmedia.co.jp/tani/2008/03/post-83b9.html


自分が若かった頃も「叱ってくれてありがとうございます」
なんて思わなかった。
「怒られた」「文句を言われた」と受け取っていた。
先輩に対して、コイツ気に入らねぇー!と思ったりしていた。
それでもこの業界に残ってきた。
今の若い子は残らない。
辞めるという一番簡単な方法を選択する。
だから、他社の若手スタッフを叱ることができない。
辞めちゃったらその会社に申し訳ないからだ。
本音を言えば、叱られたくらいで辞める奴なんかこの業界にいらない。
でも、自分のせいで辞められたら困るから、大切にする。

大切にする=甘やかす

そんなことでいいのか?
と思う。

20070912203242001.jpg





posted by fukuda at 23:26| 群馬 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする