2018年07月19日

EDIUS ソースブラウザー

「なんなんだこの余分なファイルは!」
収録時間は2時間程度なのに素材をEDIUSのタイムラインに配置したら
3時間半を越えていたなんて経験はないだろうか?
これは、収録素材のPRIVATEフォルダを開いていき、
最下層のSTREAMフォルダから素材をBinに読み込んだ場合に起こる。
長時間録画中に約2GBごとに分割されたファイルが
そのまま素材として認識されているものが“余分なファイル”の正体。
(※本当は余分ではなく実際のファイル)
“余分なファイル”をソフト上で繋げたものが一本化されたファイルだ。
一本化されたファイルと余分なファイルを
同じタイムライン上に読み込んでいるので、
「あれ?この素材さっきも見たような気がする」
ということも起こる。
これを回避するにはソースブラウザー経由で読み込めば良い。
ソースブラウザーを使っていない人もけっこういるようなので
社内資料を公開することにした。
(↑そんなに威張れるものではないが・・・w)

ソースブラウザー説明1.png
EDIUSソースブラウザーの使い方.pdf(他所での公開等の制限なし)

EDIUSは本当によく出来た編集ソフトで、
使い始めから直感的に操作できる機能だけで編集ができてしまうので、
最低限の機能しか使わない人も多いようだが、
便利な機能がたくさん搭載されている。
知らないことがまだまだあるはずだ!




posted by fukuda at 10:47| 群馬 ☔| Comment(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月18日

最適な試写用データ

<注意>
記事タイトルを「最適な試写用データ」としたが、
万人にとって最適とは限らないことを断っておく。
自分の場合もクライアントに合わせて変えている。


「お客さんに見せる試写用のデータは何がいいですかね?」
と同業者から聞かれることがある。
自分は即答で「Youtube」(*1)と答えるのだが、
相手によってはYoutube=公開、と思い込んでいるので
一概にYoutubeが良いとは言い切れない。
限定公開でアップロードすれば他者に見られたり
検索に引っかかることが無いということを理解してもらえた場合は
自社アカウントのYoutubeにアップしている。
特に複数人に同じものを試写してもらう場合は有効である。

さて、YoutubeがNGの場合は選択肢は2つになると思う。
MPEG-4(mp4)とWindows Media Video(wmv)だ。
画面サイズや容量なども気になる点だろう。
なお、一般のお客さんの場合はWindowsPCがほとんどなので、
今回はQuickTimeは除外している。
また、MPEG-2もWindowsMediaPlayerで
再生しないことがあるので除外している。


下にサンプル動画をアップしておいた。

[MPEG-4.mp4]
720×480/29.97p
時間:60秒
エンコード時間:15秒
ビットレート:2.0MB
データ容量:17.1MB




[Windows Media Video.wmv]
720×480/29.97p
時間:60秒
エンコード時間:44秒
ビットレート:2.3MB
データ容量:17.3MB
WMV.png



両方を見比べてみればmp4の方が画質が良いことが分かるだろう。
WMVの方が出力時のビットレートが若干高めだが、
データの容量も含めてほぼ同じだ。

ここから先は自分の経験からのコメントになる。
動画ファイルやインターネットに不慣れなお客さんに
「試写はエムピーフォーとウィンドウズメディア、どちらがいいですか?」
と聞いた場合、大抵は「ウィンドウズメディア」と答える。
「ウィンドウズ」は自分が使っているパソコンなので馴染みがあり、
「エムピーフォー」という未知の言葉と比較すると安心感があるようだ。
「パソコンで見られればどちらでもいい」という人もいる。
どちらでもいいと云うお客さんにはMP4で渡すことにしている。
ほとんどの場合、担当者一人が視聴するのではなく、
複数の人が見ることになるし、
その中にはMacを使っている関係者がいるかもしれないからだ。
スマホやタブレットでのWMVの視聴について詳しくは知らないが、
見られないものもあるらしいので、やはりMP4が無難だと思う。
また、「データ容量はなるべく軽く」という要望も多いので
ビットレートは2MB程度を選ぶようにしている。
720×480であれば細かい文字も認識できるので
ビットレートを高くして画質にこだわる必要は無い。
もう少し言うと、試写用データで最高クオリティを出さない方がいい。
最終的に仕上がったデータがキレイになっている方が印象がいいからだ。
(↑完全に個人的意見w)
ただし、最終納品形態がDVDということもまだまだ多いので、
画質が落ちるということも充分に考えられる。
自分の場合はDVD納品であっても、
1920×108のHDデータ(MP4)を渡して、
元のデータはキレイなんですよ!とアピールする意味も含めて!w




<サンプル作成環境>
Windows7/64bit
EDIUS Pro 8.53

サンプルで使用した動画は下記の素材を使用した。
http://www.openspc2.org/HDTV/




(*1)
Youtubeに限らず他のアップロードサービスも同様







posted by fukuda at 10:38| 群馬 ☔| Comment(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月13日

8K スーパーハイビジョン

8Kはハイビジョン(1920×1080)の16倍の面積で
映像を表現する規格?・・・、と言えばいいのだろうか。
ハイビジョンテレビが家電量販店で売られるようになった頃、
それまでのテレビとは圧倒的に違う解像度に驚いた。
仕事でハイビジョン映像を扱うようになって、
最初の頃は「キレイだ!キレイだ!」と騒いでいたが、
しばらくすると慣れてしまい、
ハイビジョンがキレイなのではなく、
スタンダード画質(DVDなど)が汚いと思えるようになってきた。

4K化も一般的にはまだ途上であるが、
ハイビジョンが出た頃と比べてみると驚きは少ない。
確かに高精細ではあるが、
4Kでなければ困るということもなく、
正直なところまだハイビジョンでいいのではないかと思っている。

業務的な見地から言わせてもらえば、
ミドルレンジの映像業者にとって4Kでもデータの扱いに困っている。
(編集環境やアーカイブ環境)
現状から想像すると、8Kはもっと困ることが予想される。
技術は進歩していくのだから我々はついていくしかないのだが、
ひとずは4Kが一般的になってから考えよう!と思う。

NHKの8K紹介サイト
http://www.nhk.or.jp/8k/


先ほど8K関連の記事で目に止まったのがここ。

PRONEWS [Report NOW!]
https://www.pronews.jp/column/20180713110045.html

8Kなんてまだまだ先の話!
と思っていても、記事に出てくるEDIUS(編集ソフト)だったり、
Grass Valley HQXコーデックは自分の身近な存在だ。
8K-B60A(8Kカメラ)も昨年のInterBEEでデモを見ている。
すでに8Kを無視することはできないようだ。


8k.png








posted by fukuda at 14:07| 群馬 ☔| Comment(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月02日

動画データ転送時のエラー

動画撮影で使用するSDカードは転送速度の速いものを選ぶので
ハードディスクへの転送エラーは無いという前提でいる人もいると思うが、
充分な速度のカードを使っても転送エラーはあり得る。
その原因がカードリーダーの場合もあるので気をつけた方がいい。
今回の事例は、会社で導入した新しいPCで起こったこと。
結論を先に書くと、
BTOパソコンの本体に組み込んだカードリーダーで転送した素材に
異常が見つかった。

NG01.jpg


上の画像はEDIUS Pro9のものだが、一瞬ノイズが入っている。
素材をプレビュー中に何ヶ所かノイズが見つかったので
最初はSDカードを疑ってみた。
デュアル記録をしていたので別のカードの素材を取りこみ直し、
上書きして確認してもノイズが出る場所は同じだった。
こうなるとカメラのトラブルも考えられるのだが、
ひとまず別のPCに取り込んで素材を確認すると・・・、問題なし。
改めて新しいPCで、USB接続のカードリーダーから取り込んだ。
問題なし!と、云う事で、
最終的にPC本体のカードリーダーの転送時エラーであると結論づけた。

ここから先はEDIUSでの話しになるが、
データにエラーがある場合、EDIUSの表示が条件によって異なる。
EDIUSを新規に立ち上げた場合や、一旦別のソフトに移動し、
改めてEDIUSに戻った場合は、ノイズが緑色で表示される。
ノイズの場所を再生して確認してみると、以降は緑色にならず、
下記のように、緑色だった部分に別のフレームの画が表示される。

NG02.jpg

この画像では数秒前の画(青空に雲)が表示されている。
絵柄によっては見落とす可能性もあるので気をつけたい。
(このサムネイル画像ではエラーが出ていると判断できないと思う)

EDIUSの画面を使っているが、原因はEDIUSではない。
Premiere Proでも同じ場所でノイズが出ていたことを付け加えておく。


使用する映像機器がベータカムからDVCAMに切り替わった当初、
アナログテープで出現するドロップアウトから開放され、
ノイズで悩まされることはなくなった!デジタル万歳!
と喜んでいたものだが、実際にはブロックノイズで悩むことになり、
ブロックノイズが盛大に出てしまったときの絶望感に比べたら、
アナログ時代の一瞬のドロップアウトの方が良かったのかもしれない。






posted by fukuda at 20:00| 群馬 ☔| Comment(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする