2019年10月29日

VOBをMP4へ変換(VideoProc)

「プレイヤーとPCで再生できるDVDに一本化してほしい」
こんな依頼があったので引き受けた。
依頼主の環境ではうまく再生しないようだ。
支給された素材はDVD5枚。
ある町の昔の記録映像で、役場の職員が撮影し、
VHSにダビングしてあったものをDVDに焼き直したようだが・・・
その中身は5枚のDVDすべてがVOBファイル単独のものだった。
DVD-VideoであればVIDEO_TSの中に格納されているはず。
何をどうやったらVOBファイル単独になるのか不明だが、
それを渡されたのだから作業を進めるしかない。

VOB単独.png

作業前から嫌な予感しかしない。(^^ゞ

まずはVOBファイルをPCにコピーしてEDIUS Pro8に乗せてみた。
1本だけまともに再生するものもあったが、
他は再生動作が怪しい。
再生している限りそのまま進んでいくが、
飛ばして見ようとするとブラックアウトする。
EDIUS Pro8からの出力もうまくいかない。
手持ちの変換ソフトを使ってみたが、
そもそもソフトへの読み込みができなかったり、
変換できても音がなくなっていたりと、
まともに変換できたソフトはなかった。

・Handbrake
・iWisoft Free Video Converter
・Adobe Media Encoder CC 2018
・ほか

こうなるとアナログ的な方法を試すことになる。
Panasonicのプレイヤーではデータが読み込めなかったが、
SONYのプレイヤー(BDP-S380)では読み込めたので、
スイッチャーやコンバーターを通してPMW-EX30で記録。
この方法であれば大丈夫なようなので、
これはこれで作業を進めつつ、別の方法を模索することにした。

ネットで検索し、有料ソフトを見つけたので買ってみた。
(無料版は機能制限あり)
VideoProc.png
VideoProc
https://jp.videoproc.com/

あっさり解決!(*´ー`)o∠;∴☆゚。+。゚

このソフトには他にも機能があって、
PCの画面を録画することもできる。(もちろん音も記録される)
また、Youtubeなどから動画をダウンロードするこもとできる。
他人がアップしたものをダウンロードするのは関心しないが、
自分がアップした動画をダウンロードしたい場合もある。
(昔アップした動画など元データが見つかりにくいもの)
以前はYoutubeの標準機能として自分の動画をダウンロードできたが、
現在は有料会員のみそれが可能となっている。
ネット上を探せばURL入力だけでダウンロードできるサイトもあるのだが、
1920×1080でアップした動画でも1280×720になってしまったり、
そもそも安全性にも欠けるので使いたくない。
VideoProcでは1920×1080でのダウンロードも可能だ。

怪我の功名・・・と言うわけではないが、
良いソフトにめぐり合えたので紹介することにした。


VOBファイルの変換は簡単なようだが、実は何かと問題も多い。
(同業で困った経験がある人も多いと思う)
VOBファイルの変換で困ったらこのソフトを試してみてほしい。




posted by fukuda at 19:35| 群馬 ☔| Comment(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月21日

背景ボケ比較

クライアントからの連絡待ちの間に新規導入レンズのチェック。
同業の友人たちが、4Kだ!6Kだ!RAWだ!V-logだ!
と先へ先へと進む中、特に使う予定はないのだが、
ひっそりと安いレンズの購入を検討していた。

自分の手持ちのレンズの中で最望遠になるのが、
EF-S18-135mm F3.5-5.6なので、
室内で寄り画が欲しい場合には厳しい。
ということで200mmクラスの明るいレンズは欲しいと思っていた。
マップカメラのサイト内を見て回るとベストなレンズがあった。

tam70-200.png
TAMRON SP 70-200mm F2.8 Di LD MACRO/Model A001E

同じTAMRON 70-200mm F2.8でも、
手振れ補正ありのものは10万円オーバーなので、
そこまでは手が出ない。(個人の購入だからね!)
自分の使用用途は動画なので、カメラを三脚に乗せることを考えれば
手振れ補正なしでもいいではないか!
という、自分の予算的都合を後押しする理由を付けて
手振れ補正なしの安いバージョンを購入。
(たぶん後で手振れ補正ありが欲しくなるけど)

自分のカメラはEOS 80D(APS-C)なので、
今回購入したレンズは35mm換算で112-320mmになる。
メインと位置づけているレンズが17-50mm F2.8
(35mm換算でおよそ27-80mm)なので、
これまで撮れなかった望遠側の撮影領域を手に入れたことになる。

さて、ここまで書いて、自分の知識も中途半端ではあるが、
これから一眼系(ミラーレスなども含む)を始める人のために
ちょっとだけ有効な記事にしようと思い立って、
「被写体を同じ大きさで撮ったら背景とボケはどうなるのか?」
ということについて書いてみる。

デジイチ動画の魅力の一つは簡単に背景ボケをつくれることだろう。
クリアするべきいくつかの条件はあるが、
乱暴に書いてしまえば、望遠側にして絞りを開ければいい。
とても簡単だが、レンズによって見え方が変わってくる。
今回は同じ被写体を同じ大きさで撮った場合の比較だ。

撮影場所はこんな感じ↓
IMG_5574.JPG

そして、比較画像
左:SIGMA 17-50mm F2.8(50mm側)被写体に近づいて
右:TAMRON 70-200mm F2.8(200mm側)被写体から離れて
IMG_5568_2.JPGIMG_5571_2.JPG

背景の違いは一目瞭然なのだが・・・
さて、どちらが良いボケなのだろうか?
答えは、演出意図によるのでどちらが良いというのもではない。
役者の表情だけを見せたいのであれば200mmの方だし、
ある程度その場の雰囲気も出したいのであれば50mmの方だ。
(50mmの方が背景が広めに写っている)

今回は50mmと200mmで比較してみたが、
75mmや135mmでも画の雰囲気は変わってくる。
興味のある人は自分の手持ちのレンズで色々試してみてほしい。


この記事が少しでも役に立ってくれれば嬉しい。
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この記事は、個人所有のEOS 80Dで、
HD動画を可もなく不可もなく撮れればOK!
というくらいの質の話であるので、より高画質を求める人は、
上のクラスのレンズを選ぶ方がいいと思う。





posted by fukuda at 15:52| 群馬 ☔| Comment(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月16日

幼稚園の運動会撮影(リレー競技 編)

今年は台風19号が日本全国広範囲に渡って
10月の第二週末を直撃したため、
第三週末にズレ込んでこれから実施というところもあるかもしれないが、
そろそろ運動会撮影のシーズンは終わろうとしている。

台風とは関係ないが、撮影データが壊れたり(←知り合い)、
一部録画できていないプログラムがあったり(←自分の現場)、
サブカメラの調子が悪かったり(←自分の担当カメラ)と、
良くないことを耳にする機会が今年は多かった。
固定カメラや予備カメラの準備など、
撮影体制や撮影方法を改めて考えていかなければならない。

撮影方法と言えば、自分はリレー競技が一番緊張する。

no12.png

@カメ、Aカメそれぞれが矢印の範囲を担当することになる。
運動会の撮影をしたことがない人から見れば、
この図だけ見る限り何の問題もないように思える。
しかし、子どもたちの中には足の速い子、遅い子がいるし、
泣いてしまって走れない子もいたりする。
3クラスが同時にスタートしてまもなく差が開いてしまう。
理想的にはバトンを受け取って走る子どもたちの
顔が認識できるサイズで撮りたいところだが、
なかなかうまくいかず、
2つのリレーポイントで切り替えのタイミングが被ることが多くなってしまう。
(つまり半周の差がついてしまうということ)
これらは運に左右されることなので、有人カメラ2台で対応しても
一瞬も写らない子どもがでてきてしまう可能性もある。
自分は@カメを担当し、うまく対応出来ていると思うし、
毎年頼んでいるAカメさんも臨機応変に対応してくれるので
これまでクレームになったことはないが、来年もうまくいく保障はない。

危なげなく記録撮影する方法はわかっている。
固定カメラを複数台設置すれば撮りもらしはなくなるだろう。
また、有人カメラ3台体制にすれば、
同じく撮りもらしなく安心して撮影に望めるだろう。
その複合体制でやればバックアップも含めて完璧にできる。
しかし、売上(利益)も考えなければならず、
刻々と変化するという条件の運動会の現場では問題も多い。

余談だが、幼稚園の運動会は本来の開催日に加えて
天気NGの場合の予備日が設定されているので、
自分は外注カメラマンさんを予備日も含めて押さえている。
その際、普段の金額にプラスαの金額を足して、
予備日が必要なくなった場合もギャラを払うようにしている。
(本来なら2日分だが、厳しいので1.5日分ちょい安め)

たまに、「運動会の予備日のカメラマンをお願いします」という
依頼が来ることもあるが、開催日に実施された場合は
ギャラなしキャンセルという条件のことが多いので断っている。


台風19号の被害にあわれ亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
また、今もなお非難所生活を余儀なくされている方々が
一刻も早く以前の生活に戻れることをお祈りします。


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どのように撮っているか知りたい方(同業者に限る)には、
サンプルの動画を用意してあるので、メールまたは
facebookのDMを送っていただければダウンロードURLを送ります。
(2019年11月中旬まで)





posted by fukuda at 14:36| 群馬 ☔| Comment(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする