
導入コスト、性能の両面で人気のWireless Go2。
自分の周囲でも導入した人は多い。
その理由は何と言っても、
送信機本体内に音声を録音できること。
ワイヤレスマイクの宿命である“電波途切れ”があっても、
後で本体内から正常に録音された音声を取り出せる。
(※モードや使い方に注意)
昨日の現場ではこの機能が仇になってしまった・・・
これまで様々な現場でノートラブルだっただけにちょっとショックだ。
インタビュー録音時、送信機から送られてくる音に、
プチッ!プチッ!というクリックノイズ乗ることがあるが、
送信機の電源ON/OFFで解決したりする。
本来はそうするべきだったのだが、
“本体に録音されてる音と差し替えるからそのままやっちゃえ”
というプロとして恥ずかしい思考でインタビューを行った。
帰社後・・・
RODE Central(設定や音の取り込みをする専用ソフト)で
問題の箇所が録音されているであろうファイルを取り込んだ。

上の画面の通り、REC00089というファイルは、
30分45秒録音されている。
しかし、取り込んだファイルは15分22秒しかなく、
後半の音声が出力されていない。
何度か出力をしてみるも同じで、
出力直後にソフトが落ちたりしたので、
録音データそのものに不具合があったようだ。
ソフト上で再生してみると15分22秒以降の再生がおかしい。
ちなみに、他のファイルはまったく問題なかった。
幸か不幸か、クリックノイズは、
フリーソフトのAudacityなどでも簡単に低減できるので、
今回は後半部分を、電波をカメラで受けたファイルを使う。
ネットで調べても同じトラブル報告は見つからないので、
本当に稀なケースなのだろう。
収録前にめんどくさがった自分への戒めの気持ちも込めて、
また、同じWireless Go2ユーザーへの事例報告として、
この記事を書かせてもらった。
posted by fukuda at 07:51| 群馬 ☔|
Comment(0)
|
機材レポート
|

|