「黒バックの素材から被写付のアルファチャンネルを自動生成」
という無償プラグインを教えて頂いた。
ダウンロードは↓
Red Giant Knoll Unmult
---説明(転載)---
Knoll Unmult(ノル アンマルチ)は、黒バックで撮影されたビデオ素材から、
被写体のアルファチャンネルを自動作成するプラグインです。
水槽の中で疑似的に作成した雲、花火などの火花、
ガラスの表面の伝い落ちる水滴など。黒い背景で撮影した被写体を、
新たな背景に合成する際に大変便利です。
対応アプリケーション:
Adobe After Effects CS5.5 / CS5 / CS4 / CS3
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ダウンロードして早速試してみることにした。
せっかくなのでEDIUS標準のフィルターも同一素材で抜いてみた。
Red Giant Knoll Unmultの背景は良く見ると少し暗くなっている。
これは、
背景である黒の部分が完全な透明になっていないということなのだが、
SNの悪い黒背景を忠実に抜いているということでもある。
確証は持てないが、それだけ精度が高いと云うことになるのだろう。
EDIUSのスクリーン合成や、比較(明)合成では
背景の黒が綺麗に抜けている。
手軽に抜きたい場合は、こちらの方が良いかもしれない。
ちなみに、どれも細かく数値を追い込んだりはしていない。
・EDIUS Pro5/ルミナンスキー(自動フィット)
・Red Giant Knoll Unmult(無調整)
・EDIUS Pro5/スクリーン合成(無調整)
・EDIUS Pro5/比較(明)合成(無調整)
このようなフィルターやプラグインは、普段の仕事で使うことのない人も
多いのかもしれない。自分もあまり使う機会はない。
しかし、『こんな機能使わねぇーよ!』と思った矢先に、
そんな仕事が舞い込んだりするものである。
時間をみつけて、一度は試してみることをオススメする。
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AfterEffectsを使い出した頃、「稲妻」という機能を見つけて、
暇な時にちょっと遊んでみたりしたが、
その当時は、企業紹介や商品紹介のVPが多く、
オーソドックスな作りの作品ばかりやっていたので、
こんなの絶対使うことないな!と思っていたところに、
お客さんから、「雷が落ちてそこに文字が出るとかって出来ます?
いや、無理ならいいんです。ちょっと思っただけですから」
というリクエストをもらい、鼻高々で、「できますよー!」
と返事をしたことを思い出した。(^^;
2011年08月03日
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