送信機本体でバックアップ録音ができる、
デュアルチャンネルワイヤレスマイクだ。
音質などについてはYoutubeにレビューがアップされているので
そちらを見てもらうとして・・・

今回は実際の現場での使用感を書いてみたいと思う。
まず、どんなロケで使用したのかについて。
ある企業のリクルート映像の撮影で、
一人の社員に密着して色々話を聞き、
60秒〜120秒のコンテンツを複数本編集するというもの。
カメラマン兼ディレクター(質問などもする)1名
カメラはSONYの家庭用ハンディカム 1台。
出演者とディレクターに送信機を装着。
購入後数日で上記のロケに投入した。
送信機・受信機ともにフル充電で長時間使用できる
という情報はあったが、具体的な時間がわからなかったので
少し不安ではあったが、
am7:00頃〜14:00頃まで、電源を落としながの使用で
充電が切れることはなかった。
バッテリー残量の表示は少なくなっていたが、
色が緑色のままだったので(少なくなると赤くなる)
もう少し使えたと思う。
ただ、電源を切っている時間を正確に計ったわけではないので、
今後の使用時に安心できるよう、持続時間に関するテストをした。
フル充電した受信機・送信機×2台の電源を入れ、
音はハンディカムに録音して正確な時間を計った。
実際のロケの条件に近くなるよう、昼休みは電源を落とした。
下は録画素材を編集ソフトに乗せて計測した時間。
午前:3時間07分
午後:2時間10分
-----------------
合計:5時間17分
Wireless Go2は受信機側のバッテリー残量はもちろん、
送信機2台のバッテリー残量も表示される。
このときの表示では、送信機の片方が赤くなっていた。
(後述するが残り2%だった)
ここでの詳しい説明はしないが、
Wireless Go2の設定や送信機に録音した音声データの抜き出しは
RODE CentralというアプリをPCにインストールする必要がある。
そのRODE Centralに繋いだ画面がこちら。



受信機のバッテリー残量37%に対して、
送信機は12%と2%となっていた。
今後も5時間以上使える保障はないが、
内蔵バッテリーが急激に劣化するようなことがない限り、
4時間は安心して使えるように思う。
さて、ここが考えどころだ。
4時間(長くても5時間)という持続時間を
長いと見るか、短いと見るか。
USB給電できるのでモバイルバッテリーでの運用も可能なので、
現場にモバイルバッテリーを3つ持ち込めば、
電池切れという最悪の状態は回避できるが・・・。
これまではB帯のワイヤレスを使うしか選択肢はなかったが、
Wireless Go2を導入したことで幅は広がった。
音質については専門ではないので自信を持って言うことはできないが、
ラベリアマイクを接続すれが通常使用では問題ないと思う。
Wireless Go2の情報収集はこちらがオススメ。
【GIN-ICHIスタッフブログVOL.60】
超話題の新製品!RODE WirelessGOU徹底解剖!