2024年09月25日

しゃべりきりRADIO 「PXW-Z200」「HXR-NX800」

レビュー動画はたくさんあるけれど、
Z200、NX800の購入を本気で検討している人は
このYoutubeだけは絶対に見た方がいい!
と言うか、聞いた方がいい。


しゃべりきりRADIO Vol.74
3連リングはオワコンなのか?with timecode-lab.宏哉


シャベラジ.png
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2024年09月10日

本日、誕生日。

56歳。ほぼ年に一回の更新となったブログ。
続ける意味はほとんどなくなったとは言え、
機材が進歩しても変わらない
動画制作に対する考え方や心構えを書いてある記事もあるので、
閉鎖はせずにいます。

2024.9.10




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2023年09月11日

55歳になったので近況を。

群馬で映像制作をしていることは変わらず、健康状態も変わらず。
(どちらも絶好調ではないが、不調でもない)
先日の日曜日(9/10)で55歳になったので近況を。

会社のメインカメラは相変わらずSONY NX5Rだ。
発表会が4K納品にでもならない限り、
NX5Rは使い続けることになると思う。
撮影時の扱いやすさや信頼性、画質の良さなど、
このカメラを更新しなければならない理由がない。

一方で、
4K撮影〜4Kデータ納品の仕事も増えてきている。
昨年の秋にLUMIX GH6を導入したからなのか、
たまたまなのか分らないが、4Kを扱うことが増えてきた。
今年の春から夏にかけてはインディーズ映画の撮影があり、
LUMIX S5Uも導入して、LUMIX GH6との2台体制にした。
ミラーレス一眼は、望遠に強いマイクロフォーサーズと、
ボケ表現をしやすいフルサイズの使い分けが可能となった。
映画の現場でもうまく使い分けできたと思っている。
機会があったら映画撮影についても報告としてまとめてみたい。



この歳になっても映像制作の仕事は面白い。
撮影、編集をしていられることに感謝だ。
それと、自分を支えてくれる人に感謝!


ブログ更新用LUMIX画像.jpg








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2023年02月25日

Canon EOS 80D 動画作品

Canon EOS 80Dで撮った作品。(*1)
4K撮影に移行するため、LUMIX GH6を導入したので使う機会がなくなり、
今は手元にないので記念に掲載。



映画のロケ地になった駅と、その映画を簡単に紹介する作品だ。
ナレーションは、VOICEPEAKを使用。
https://www.ah-soft.com/voice/6nare/#top

このシリーズはあと数回で終わってしまう予定だが、
Goodボタンの数やチャンネル登録者数が伸びれば
引き続き制作していけるかもしれない。

なので、
[ザ・イナリジョン]へのチャンネル登録よろしくです!
https://www.youtube.com/@user-rz1gw2yv7z

エッジなし.png


*1 一部ハンディカムの映像あり

ブログ更新時点
視聴回数:253
チャンネル登録者数:3770










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2023年01月07日

2023年

あけましておめでとうございます。

今年の目標は健康でいること。
これ1点です。
もちろん機材ネタとか制作系のネタも書いていきたいです。

本年も数回の更新になると思いますが、
よろしくお願いします。


23387228.png


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2022年09月12日

やはり健康

先日の土曜日で54歳になった。
映像制作に関連する豊富など書くべきだと思うが、
なんと言っても健康が一番優先されると思う。


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2022年02月11日

200万円の見積りが38.5万円に!

これからも映像業界で生きていく人たちに、
制作費について色々と考えてもらいたいと思い、
この投稿をさせてもらいました。

業務として映像制作をしていく中で、必ずと言っていいほど関わるのが広告代理店やデザイン会社だ。
クライアントから直接依頼をされるより、これらの会社を通して制作を依頼されることが多いという人はたくさんいると思う。営業部門を持たない会社やフリーランスであれば尚更だ。本当は言いたくないが、「昔は・・・良かった」と言う事が多くなった。特に制作費については30年以上この業界にいる人からすれば、同じ制作内容でも金額が半分以下になっているという感覚は共感できると思うし、10分の1くらいになってしまったと言ってもまったくの大袈裟ではない。それでも映像制作を続けるのであれば時代に合わせてやっていかなければならないので、広告代理店やデザイン会社とのお付き合いは大切にしたい。しかし、『お金はかかってもいいから良いモノを創ろう!』という感覚はどんどん薄れていき、利益のための計算しかできない人が出てきている現実もある。そういう相手と付き合い続けるべきか、考えなければいけなくなってきた。

ここから先は、遠くない過去に本当にあったこと。
200万円の見積りが38.5万円に!

広告代理店のAさんから見積り依頼があった。
大雑把に書くが、撮影2日間、Webで公開する5分程度の動画を10本編集。制作内容を書くとバレてしまうので書けないが、見積りを作成するための条件はもう少しあって、金額にはそれなりの理由がある。さて、この広告代理店とは、Aさんが担当になる前から上司の方々とお付き合いがあり、上で書いたような、『お金はかかってもいいから良いモノを創ろう!』という人たちだった。広告代理店であるのだから利益はもちろん追求するが、業者を値切るのではなく、クライアントからより多くのお金を出してもらう工夫や努力をしていたように思う。

話しを本題に戻す。
自分がAさんに提出した見積りは200万円。

撮影 25万円×2日間
編集 15万円×10本

自分が広告代理店に見積りを提出する場合は、広告代理店がクライアントにそのままの金額で提出しても大丈夫なような金額にする。つまり、広告代理店のマージン分も考えておき、ここから値引きをするというスタイルだ。これには理由があって、昔と違い、広告代理店の担当者は映像のことを知らないし勉強もしない。だから、見積書の各々の項目に対していくら位を乗せるのが妥当なのかわからない人が多い。なので、トータルの金額の20〜25%を取ってくださいということにしている。今回の場合は200万円なので、ウチは150万円で制作することになる。利益も確保されているし、暴利を得るような金額でもない。外注さんたちにも適切な金額で発注できる。
ちなみに、業界のことをまったく知らない人からすると、広告代理店は何もしないで20〜25%も持っていくのか!と思うかもしれないが、営業や制作過程の手配諸々の業務があるので、この割合も適切だ。
広告代理店からクライアントへの見積り提出が済み、制作開始となれば、打ち合わせや現地下見などで忙しくなる。映像制作をしていて楽しいと思える時間でもある・・・のだが、Aさんが担当になってからは事情が違ってきた。無知が故に(もしかしたら病気的なものなのかもしれない)、見積り項目の金額一つ一つに自分が納得できる理由がないとダメなようだ。長年やっているのだからもう理解してもいい頃だと思うが、たぶんこのまま理解できないだろう。別の角度から見れば慎重と言ってもいいのかもしれないが、それとはちょっと違うAさん独自のワールドがあるようだ。

ここから先、みなさんの理解を超えるような納得のいかない理屈や計算が出てくる。腹が立つかもしれないが、Aさんとの実際の電話のやりとりや考えをまとめてあるので(一部想像も含まれるが)そのまま読み進めてほしい。 

2日間(撮影予定日数)
10本(動画編集の本数)
25%(費用全体に対する撮影関連の比率)
75%(費用全体に対する編集関連の比率)

Aさんに言わせると、150万円では高いらしい。
では、いくらなら妥当だと思うかと聞いたところ、翌々日に電話で回答があった。まずは撮影関連の費用。200万円に対して25%の50万円(25万円×2日間)だったのだから、150万円に対して25%でなければならないので37.5万円。「計算しやすいように35万円にしましょう」(←実際に本人が言っていた)残りの115万円で10本編集だから、1本11.5万円。「計算しやすいように10万円にしましょう」(←実際に本人が言っていた)どうやら「計算しやすいように」=値引きといういことらしい。

撮影 17.5万円×2日間
編集 10万円×10本

ひとまずは上の金額で落ち着いたのだが、数週間経ってから連絡があり、制作する本数が5本になったらしく、それであれば撮影も半分の1日でいいだろうということになった。

撮影 17.5万円×1日間
編集 10万円×5本

電話の途中で独り言のように、「撮影は1日175,000円だから、5本で、え〜と(電卓を叩く音)87,500円ですね」と言い出した。これにはさすがに驚き、理由を聞いたところ、175,000円を10で割り(元の編集本数)、17,500円に5本(新たな編集本数)をかけると87,500円になると言うのだが、まず10で割ると考えたところが分らない。10で割るなら350,000円ではないのか?想像でしかないが、手元のメモに175,000円という数字が書いてあったのだろう。電話口でも常に落ち着きのないAさんなら考えられることだ。更に、ここまで我慢して読んでいる人であれば驚きはしないだろうが、編集単価10万円を2で割ったであろう金額、1本5万円という言葉が聞こえた。それでは福田さんのところが利益が出ないかもしれないから6万円でいいかというような独り言も、電話口の向こうから聞こえた。この時点でAさんは電話中であることも忘れていたかもしれない。正直言ってめんどくさくなったので、独り言を遮って結果を聞いてみた。

撮影 87,500円(スタッフ2名)
編集 300,000円(6万円×5本)
合計 387,500円
動画1本単価 77,500円

この会社とは以前からのお付き合いもあるし、コロナ禍で先が見えなくなってきたタイミングだったので、この金額で請けた。請けてしまったと言った方がいいだろう。




少し前にこの金額を基準にしてAさんから依頼があった。
制作内容はまったく違うが、スタッフ2名、撮影・編集込みで77,500円。
断った。

ここまで書いてきて、自分でも作り話を書いているのではないかと思えてきたが、実際にこういうことがあったし(一緒に現場に行った外注カメラマンさんならAさんの言動や思考は理解できると思う)、映像制作に限らず低価格化が進んでいる世の中なので、今後もAさんのような依頼主に遭遇することはあると思う。一つの仕事が安くても複数でまとまった金額になるような発注であればいいと思うし、スキルアップのために格安や無償で請け負うことがあってもいいと思うが、昔からの付き合いがあり、お世話になった会社であっても、適切な金額で取引きできないのであれば、今後の付き合いを考えなければならない。









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2022年01月04日

2022年はじまりました。

このブログも年に何度かの更新となっているが、
今年もぼちぼち更新でいきます。

さて、今年の目標は2つ。

@怒らない
生きていれば腹の立つことも多いが、
イライラしたり怒ることで良い結果になることは皆無。
なので、怒らない。
結果的に良い方向に向かうはずなので、
嫌な事があっても怒らないという気持ちで行動する。

A休みの日は休む
世間では当たり前のことなのだけれど、これが出来ていない。
何十年もの習慣で、会社が休みでも時間があると出社してしまう。
これを変えていく。
体調管理をしっかりするということ。


皆様、本年もよろしくお願いします。
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2021年11月19日

InterBEE2021/Libec HS-250

久しぶりのブログ更新はInterBEE。
コロナ禍が完全終息したわけではないことを考えると
現地に行くことは躊躇われたのだが、
映像業界に身を置く者として、やはり行くことにした。

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何人かの同業者と会い、話し、情報交換をし、
メーカーの担当者と話し、実機に触れる。
現地での充実した時間の流れはとても早く、
あっという間に帰る時間になってしまった。

さて、いろいろ見て回り、触った中で最も気に入ったのが、
Libec HS-250だ。
普段RS-250を使っているので、
同じクラスの新製品のヘッドの動きは気になる。

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RS-250だってコスパの良いヘッドなのだけれど、
「コスパ」とか言っている時点で何かしらの不満があるもの。
同クラスのザハトラーやビンテンと比べてしまうと、
操作性がちょっと劣るのは否めない。

では、HS-250だが・・・
一番最初に触ったとき、カメラを10時の方向に振ってみた。
正直な感想は、「えっ?」だ。
RS-250のユーザーが最初にHS-250を触ったら、
たぶん同じ感想になると思う。
動き出しやキレイに止まる動きに感動するはずだ。

同シリーズで一番下のHS-150もかなり良さそう。
Libec HS-150


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2021年09月24日

容量どれくらいになりますか?

広告代理店やクライアントの担当者から、
『今回の動画って容量それくらいになりますかね?』
と聞かれることが度々ある。

以前は、WMVやQuickTime、MPEG2など
納めるフォーマットも多岐に渡っていたので、
正直なところ “出力してみなけりゃわからない” だった。
しかし、最近はH.264/MP4一択になったので、
おおざっぱにでも計算できるようになった。

<出力後の参考容量>
1920×1080/30p/MP4(60秒)
 18Mbps→131MB
  9Mbps→68MB
  3Mbps→24MB

この記事は主に自分用メモなのだけれど、
多少は役立つかもしれないので公開しておく。

設定.png



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2021年09月10日

健康第一

今日で53歳になった。
なんだかんだと映像業界で33年目になっている。
この業界に入った当時は3CCDカメラも使っていたが、
撮像管カメラもバリバリ現役だった。
Uマチックからベータカムになって劇的に画質が上がり、
DVCAMになって記録時間は無限に感じられる184分に。
ブラウン管モニターに電源を入れなくなったのはいつ頃からだろう。
いつの間にかノンリニア編集に切り替わり、
いつの間にかハイビジョンが当たり前になっていた。
今使っているノンリニア編集PCは何台目だろう・・・?

劇的に変わってきた映像業界だが、
変わらないのは健康でいなければ仕事ができないということ。

健康第一!

DSC_0039.JPG





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2021年07月27日

ZOOM H6 BLACK

高価ではないが安くも無く、
なかなか導入に踏み切れないという機材がある。
ウチの場合は音声のハンディレコーダーがその一つだ。
音響さんがいない現場で、
生音をクリアに録音するというジャンルの仕事は
年に1〜2度あるかないかだ。
そういう仕事は、ずっと前に買ったZOOM H4nで対応可能だった。
しかし、
電源ONからの立ち上がりが遅い。
SDカードのフォーマットに時間がかかる。
乾電池での長時間運用では44.1KHzが上限になる。
(48KHzだと2時間ちょい録音できるかどうか・・・)
これらを我慢すれば使えない機材ではなかったので、
新しい機種への入れ替えに至らなかったのだが、
この度、ようやく新機種を導入した。

ZOOM H6 BLACK
H6web.jpg


ZOOMの別機種やTASCAMなどの選択肢もあったが、
乾電池での運用時間が長かったのでこれにした。
単三乾電池4本で20時間のというのは、
H4nを使ってきた身としては信じがたいのでテストをしてみた。

58512.jpg

15時間以上連続録音して電池残量3段階表示のうち1つ減っただけ。
ファンタム電源を供給したときにどれだけ持続するかは不明だが、
XYマイクでこれだけ長時間運用できれば充分だ。

8月末の演劇収録で本番運用開始予定。



----- 2021.7.27 追記 -----

新品のアルカリ単三乾電池を4本を入れ、
SONY ECM-672にファンタム電源を供給しながらテスト。
附属のXYマイク(ステレオ)とモノラルのガンマイク2本。
48KHz/16bitで4トラック同時録音。
2時間を越えたが3段階電池残量表示は減っていない。

58602.jpg


----- 2021.7.28 追記 -----

前日の7/27は2時間45分まで録音したところで電源OFF。
本日7/28、再び電源を入れて録音再開。
残量表示1メモリを残し、本日は7時間30分まで録音してテスト終了。
ファンタム電源を供給しながら、
合計10時間以上の録音をすることができた。

なお、ZOOM H6にはヘッドホン端子とは別に
3.5mmのLINE OUTがあるので、
Wireless Go2に音を送り、カメラに飛ばして録音しておけば、
受信した音をガイドとして同期も完璧に取ることができる。









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2021年06月05日

Timeline-Marker-Exporter-Plugin for Edius

久しぶりにメインとなり得るソフトを購入した。

TMPG.png

TMPGEnc Authoring Works 6
WindowsPCでのDVD/Blu-rayのオーサリングでは
Adobe Encoreと並ぶメジャーなソフトだ。
使い勝手の良さと慣れから、
自分は未だにAdobe Encoreを使っているのだが、
Encoreは既に開発が止まっていて今後もアップデートはされない。
AdobeCCからも入手できなというソフトなので、
いつかは使えなくなるソフトだと言える。

Adobe Encoreについて書いているとキリがないので、
次の機会にしておこう。(^^ゞ
今回の記事のメインはEDIUSの『Marker Exporter』、
チャプターマーカーの出力プラグインについて。

EDIUSからDVD/Blu-rayに出力するとき、
みなさんもチャプターマーカーを打つと思う。
コーナーごとであったり、発表会の演目ごとであったりと様々だと思うが、
EDIUSから直接ディスクに書き出すときには
マーカーを打てば反映されるので困ることはない。

しかし・・・
EDIUSからGrass Valley HQXなどの高画質データを書き出し、
Encoreでオーサリングする場合、
チャプターポイントを打ち直す必要がある。
自分がEncoreでオーサリングする場合は、
EDIUSとEncoreを両方立ち上げておき、
EDIUSのタイムライン上のチャプターポイントを目で読み
Encoreのタイムライン上で手動入力している。
チャプターポイントが数十箇所になるとちょっと苦痛な作業だ。

さて、TMPGEnc Authoring Works 6ではどうか?
これには便利プラグインがあって、
EDIUSに入れておくとEDIUSのタイムラインのチャプターポイントを
データとして書き出してくれる。
そのデータをAuthoring Works 6で読み込めば、
一瞬にしてチャプターポイントを再現してくれるのだ。

実際に読み込んだときの映像
TMPGEnc Authoring Works 6



Authoring Works 6に読み込んだデータは、
EDIUS Pro8から出力した「.keyframe」のデータ。
このデータを出力するためには、
EDIUSにプラグインを入れる必要がある。

まずはプラグインの入手だ。

Timeline-Marker-Exporter-Plugin for Edius
https://matsab.de/en/markerexporter.html

HP.png

ページの下の方の[Download]に
バージョンごとのMarkerExporterが用意されている。

ダウンロードをしたzipを解凍すると
MarkerExporter.tpiというファイルが一つだけ入っているので、
この.tpiをEDIUSのPlugInフォルダに入れれば準備完了。

マーカー.png

このようにチャプターポイントを打ったタイムラインから
ファイルへ出力>その他>Marker Exporterを選ぶと
出力画面が表示されるので、
出力先と名前を決め、ファイルの種類を.keyframeに、
そして、Frame #を選んでExportすればOK。


エクスポーター画面.png
フレーム出力画面.png


出力された.keyframeのファイルをAuthoring Works 6で
「チャプター情報をファイルから読み込む」を実行すれば、
上で見てもらった動画のようにあっという間に読み込める。


-----------------------------
データを使ってチャプターポイントを読み込めることは、
以前から知っていたのだが、実際にやってみようとすると
おや?出来ないぞ!となってしまった。
そこで、いつものDAVICS2で質問したところ、
今泉さんから詳細なやり方を教えていただけた。
その今泉さんに教えたのはDAVICS2メンバーの阿部さん。
みなさんに感謝ですね。


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2021年04月01日

試写ファイル(軽量化ファイル)の出力

映像を生業としている人の多くは、
撮影から編集までハイビジョン(1920×1080)でやっていると思う。
そして、編集したものをクライアントに確認してもらう場合には、
MP4に出力することが多いだろう。

さて、この時に考えなければならないのがファイルサイズだ。
数分のものであれば、フルハイビジョン(1920×1080)で、
ビットレートも高めに設定したものを送って、高画質で見てもらいたい。
しかし同時に、相手のネット環境までは不明なことがほとんどなので
ダウンロードに時間がかからないよう、ファイルの軽量化もしたい。
これについては様々な考え方があるので絶対の正解はないが、
自分が思うベストな設定は下記のようになっている。

※試写版をPCで視聴する前提

そこそこ高画質
1280×720 平均ビットレート:5MB

中画質
854×480 平均ビットレート:2MB

低画質(ファイルの軽さ最優先)については、
状況しだいなので、その都度検討しながら出力する。


【重要情報】
解像度を低く(小さく)すれば軽くなっていくと勘違いしやすいが、
実際には変わらない。

60秒の動画を出力した実データを示す。
 @1920×1080/平均ビットレート:18M →131MB
 A1280×720/平均ビットレート:18M →131MB
 B720×480/平均ビットレート:18M →131MB
 C1920×1080/平均ビットレート:9M →67.3MB
 D1280×720/平均ビットレート:9M →67.3MB
 E854×480/平均ビットレート:2M →17.1MB

データを見ればわかると思うが、解像度を変えても容量に変化はない。
重要なのは平均ビットレートの数値だ。
雑に書いてしまうと、平均ビットレートを半分にすれば容量も半分になる。
ここには載せなかったが、1920×1080/平均ビットレート:2Mの場合、
容量がどうなるかわかると思う。
軽くすることの代償として画質が落ちていくが、
個人的には平均ビットレート:5Mもあれば充分ではないかと思っている。




では、基本的な出力の手順を説明しよう。(中画質 854×480)

01.png

ファイルへ出力で[H.264/AVC]を選択
詳細設定のビデオフォーマット変換 → フレームサイズで[カスタム]を選択
854、480を入力

右下の[出力]ボタンを押し

02.png

平均ビットレートを最低の[2M]に変更
(最低が5Mまでしか選択できない場合でも2Mに書き換えれば2MBになる)
ファイル名を入力して[保存]をすれば良い。

03.png

ここで使った設定は、最近使ったエクスポーターの一番上に表示され、
次回以降はここを選択するだけで同じ条件のファイルが出力できるが、
H.264/AVCとしか表示されず、詳細設定を見ないと解像度まではわからない。

そこで、プリセットを作っておくことを勧めたい。
プリセットの保存の仕方は今回は割愛するが、
Googleドライブに自分が作ったプリセットを用意したので、
ダウンロードしてもらってOK!

※インポート用のファイルは下記からダウンロード可能
https://drive.google.com/drive/folders/1LdLJP463be0vjqe30-YMJ9VHKsS5xc-H?usp=sharing


プリセットのインポート.png

ファイルへ出力のウィンドウ内からインポートできる。
インポートしたプリセットは、[マイプリセット]の中に表示される。




-------------------------------------------------
この記事の作成時点ではWindows7/EDIUS Pro8なので
EDIUS Pro9以降で仕様等が変更になっている可能性あり。








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2021年03月04日

ファイル転送サービスの使い方

もう3月なのに・・・、今年2回目の投稿。(^^ゞ


お客様とのデータのやりとりにファイル転送サービスを使うなど
セキュリティ的にリスク管理が出来ていない!
とお叱りをいただくこともあるかもしれないが、
今回はファイル転送サービスの便利な機能である、
「送ったファイルがダウンロードされたら自分にお知らせが来る」
の使い方について書いてみたい。

無料で使えるファイル転送サービスは、
一昔前は1ファイル250MBまでというレベルであったが、
現在は “1ファイル200Gまで、個数無制限”
なんてサービスまであったりするので、
動画のやりとりにはなくてはならないものになっている。
こうなると、大容量のファイルに注目してしまいがちだが、
自分としては、ダウンロード後のお知らせが便利で嬉しい。
最近は1MB程度の、余裕でメールに添付可能なファイルですら、
ファイル転送サービスを使って送っている。
これにより、相手に渡ったかを確実に知ることができる。

GF.png


今日はこの機能により救われた一件があった。
急ぎの修正編集案件ということで、
今朝早くに出社し、データをアップロードしておいたのだが、
昼近くになってもお知らせがこなかったので、
電話で伝えることができ、作業を進めることができた。
これがもしメールに添付しただけであれば、
“メール送ってあるから大丈夫”となりがちで、
重大なトラブルになってしまうこともありえるのだ。

「メール送りました」って電話をされることを嫌がる人もいるので、
ダウンロードのお知らせがあることはとてもありがたい。






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2021年01月01日

2021年 令和3年 元旦

新年あけましておめでとうございます。
本年も「地方プロダクションの映像制作」をよろしくお願いします。

昨年は新型コロナウイルスの流行により、
本来の撮影・編集業務ではなく
配信業務で生き延びられた人も居る中、
仕事がまったくなくなり廃業した仲間も出てしまった。
廃業しないまでも、収入が激減した仲間も多くいる。

自分はと言うと、
まったく影響がなかったわけではないが、
企業のリクルート系VPの制作業務で忙しくしていた。
この状況においても優秀な新卒学生が欲しいのは
どこの企業も同じようだ。

一旦収まりかけたと思われた新型コロナウイルス。
日を追うごとに感染者数は増え、
年末には亜種と言われる変化したものも日本に入ってきて、
例年通りの年末年始を過ごせていない。
このまま春まで、そして夏までと続いてしまうのか・・・
東京オリンピックはどうなってしまうのか・・・

とは言え、2020年から継続している制作業務もあり、
新年早々に始まる案件もある。
今年も引き続き映像制作業務をやっていけることに感謝しつつ
スキルアップもしていきたいと思う。

2307511.png






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2020年11月18日

Inter BEE 2020 ONLINE

今年はオンラインにて参加・・・ というか動画視聴。

Inter BEE 2020 ONLINE
https://inter-bee.com/ja/online/

無題.png




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2020年11月05日

EDIUSでベジェを使う

カメラマン修行中の頃、
先輩から教えてもらったことの一つに、
「動き出しと止める時は滑らかに!」というものがあった。
車の運転に例えるなら、
アクセルを徐々に踏み込み、一定の速度で走行。
停止の時は徐々にブレーキを踏んで止まる。
ということだ。
カメラワークも同じで、
ズームであれば、徐々にズーム速度を上げ、
ほぼ一定の速度で動き、
目標とするサイズに近づいたら徐々に速度を落とす。

何故それが良いのか先輩に聞いたところ、
「人間が安心する動きだから」
と、言っていたように記憶しているが、
本当にそうなのかは分からない。(^_^;)
たぶん先輩Sさんのデマカセだ。

さて、ここからが本題。

上記の動きは編集でも実現することができる。
レイアウターのマーカーに「ベジェ」を適用して、
動きを滑らかにするだけだ。

ベジェ設定.png

静止画を画面上で動かすことは、
昨今の編集においては当たり前のようになっている。
この動きの演出しだいで作品の質も変わってくる。

下記に動画をアップしたので見てほしい。
条件は3パターンともすべて同じで、
「4秒後に動き出し、10秒間動作後に停止」
という20秒の動画になっている。





動作時間を10秒間にしてあるので、
動き出しているの?止まったの?
という部分もあったと思うが、
動作時間を変えるとまた違った印象になる。

コツとしては、位置やストレッチなどのマーカーすべてに
ベジェを適用することだ。
一つのマーカーだけに適用すると動きがおかしくなることがある。




2020.11.06 追記
SNSでご指摘をいただけたので補足です。
「ベジェ」は「ベジェ曲線」のことです。
EDIUS上でと表記されていた「ベジェ」で統一しました。
ちなみに、いま気づきましたが、
EDIUS Pro8では「ベジエ」になってますねぇ。






posted by fukuda at 18:26| 群馬 ☔| Comment(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月27日

映像作品での写り込み

映像作品を制作する立場としては
知っておきたい情報なのでリンクを貼らせてもらった。

詳細は中身を読んでもらうとして・・・
とても重要なことだと思う。(自分はまだ読んでいない (^^ゞ)


著作権法改正の概要と
「写り込み」に係る権利制限規定の対象範囲の拡大



posted by fukuda at 12:52| 群馬 ☔| Comment(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月08日

無限に電力を生成できれば

[Gigazine]
無限に電力を生成できる可能性がある回路が開発される

上のネットの記事を読んで、この業界に入った頃のことを思い出した。
当時、撮影のときの持ち物で一番嫌だったのがBP-90(ニッカドバッテリー)
今はバッテリーの残り使用時間が表示される機器も多いが、
当時は経験値を頼るしかなく、
経験値の少ないアシスタント時代の自分は
1回のロケで何本のBP-90を持っていくべきか常に迷っていた。
重くなるのでなるべく少ない本数にしたいが、
現場で足りなくなることを考えると恐ろしいので予備まで持っていく。
するとかなりの本数になってしまう。

そこで考えたのが電気の循環?だ。
カメラはバッテリーから電源を供給されてヘッドを回し、
テープに録画していく。
このヘッドの回転の時にエネルギーが発生しているはずで、
そのエネルギーを電力供給元のバッテリーに戻せば、
電源を供給しながら充電ができるのではないか?
いや、きっと出来るはずだ!と、
電気の常識や知識のない自分は漠然と考えていた。


NEP NB-12.jpg
SONY BP-90と同タイプのNEP NB-12






posted by fukuda at 10:44| 群馬 ☔| Comment(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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