2013年02月21日

小絞りボケ

昨日の朝は一人でロケに出かけた。
インサート用の登校風景と外観などを撮った。
登校風景はちょうど日陰だったため問題なかったが、
外観などは陽があたっていたので小絞りボケを起こしていた。
小型カメラの液晶では判断しにくい。
いつもより早起きをして出かけたので
眠くてNDを入れ忘れてしまった。(という言い訳たらーっ(汗)

登校風景がメインで、その他の外観などはすでに撮ってあり、
天気がいいからついでに撮ったというもので
再度撮影に行く必要はないのが、自分のミスは認めざるをえない。
明日、明後日あたりにロケに行くであろう誰かが
小絞りボケを起こさないで済んだということになれば
ここに書いた甲斐があると言うのもだ。



posted by fukuda at 16:27| 群馬 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 失敗談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月17日

安物買いの銭失い

どの業界でも同じだと思うが、不景気になってからよく聞く愚痴に
「安物買いの銭失い」というのがある。
ケチってると結局は損するぜ!ということを依頼主には言えず、
周りに愚痴を言うしかない。
業者側は単純に儲けるために機器の選択をしているわけではなく、
先方の要望する機能や作業性を実現するために様々な機器の中から
最適なものを選んでいるはずだ。
その機器の性能が高いために価格も高くなる。
それを単純に“予算”という枠の中に納めようとして失敗する。

ふと思い出した。
以前の会社での話だが、新規に立ち上げられる結婚式場の収録システムを
提案して欲しいという依頼を受けた。
元の依頼主はもちろん結婚式場だが、間に一社(内装関係の会社)が入って、
そこが収録システムを納入することになっていた。
その会社から依頼を受けたわけだ。
披露宴会場をマルチカメラスイッチングで収録するシステムで、
カメラの台数などは正確に覚えていないが、
自分の主張でカメラだけは良いものを使いたいというのがあった。
もちろんスイッチャーも放送用の良いものを使いたかったが、
なるべく金額を抑えるという条件もあったので、
FS付きのスイッチャーを選択して、モニターなども業務用の安いクラスにした。
自分が出した金額は3,000万円くらいになった。
これに内装関係の会社がいくらか上乗せして先方に提出した。
何がどうなって最終金額が出されたのはか不明だが、
自分が所属していた会社の社長から言われたのは2000万円以内にしろ!
ということだった。
しかも、カメラをグレードの低いものに変える様にという指示まで付いていた。
画質などわからない人たちから見れば一番高価な機材の台数が一番多いから
ここを削れば単純に安くできるでしょ。ということらしい。

ちょっと抵抗した。
怒られた。

結局、「画質に関しては一切保証できませんからね!」と念を押して
監視カメラクラスにして金額優先でシステムを組んだ。
自分もサラリーマン。上からの圧力には勝てないのだ。

予想通りというか当然とうか、画質に関するクレームが各方面から来た。

「福田君、画質は何とかならないのか?何とかしてくれ!」
所属していた会社の社長から言われた。
社長としては発注側から言われたことを自分に言っているだけだ。
即答で「無理です」と言うと・・・、怒られた。
唯一の方法としてはカメラを含めたシステムを入れ替えることだと言うと、
「そんなことできる訳がない!」とまた怒られた。

DVが出る前のアナログ機器時代のことだ。

デジタルになった現在では、家庭用のカメラを使っても
画質でクレームがくることは無いだろうが、
当時は機器の価格=性能だった。

安いとうのは買う側にとっては良いことのように思われるが、
「安物買いの銭失い」という昔からの諺は今でも通用する。








posted by fukuda at 10:15| 群馬 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 失敗談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月11日

失敗談(寒い)

090311_071719.jpg090311_072402.jpg

今日のロケは赤城山の山頂から富士山を撮ること。
と言っても毎日確実に見えるわけではない。
天候その他の条件が良い日にしか見えない。

さて、撮れる保障があるわけではない被写体を撮るために
どこへでも出かけなければならないのが自分らの仕事だ。
予算の都合もあり今日は自分一人でロケに出た。
現地までは1時間弱で到着するので4:50分に出発。
6:00前には現地でスタンバイをした。
到着時には雪も降っていたが、
明るくなるにしたがって自分の上空は青空になってきた。
左写真で説明すると、ビューファインダーとレンズフードの間あたりに
富士山が見えるということだ。(自分は未だ見たことない)

白い。とっても霞んでる。
自分の頭の上は青空なのでちょっとだけ期待していたが
なかなか見えない。

それにしても寒い。
そりゃそうだ!
普通の靴に靴下、タイツも履かずにジーパン。
上はさすがにフリースを着ていたがやはり寒い。
-10℃という表示があったので、寒いはずだ。
考えが甘い自分に腹を立てながら待つ。
じっとしていると寒いので動き回るが寒い。

富士山方向に背を向け、『だるまさんがころんだ』
フッと振り返ってみる。
見える訳が無い。
富士山方向に背を向け、『だぁ〜るまさんがぁ〜こ〜ろんだ〜』
フッと振り返ってみる。
もちろん見えない。

オレは一人で何やってんだ?
と思ってはみるものの、やることないし。
右写真は動き回った足跡。(笑)

暖かくなってきたとはいえ、山はまだ寒い。
ロケ場所に合わせた服装を心がけなくてはいけない。
今更のように反省。

それにしても寒かったぁ〜!

そうそう、結局富士山は見えなかった。





posted by fukuda at 23:29| 群馬 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 失敗談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月29日

バッテリーが無い

やはりと言うか、起こるべくして起こったと言おうか、
新人が大きなミスをやった。
撮影現場に着いてからバッテリーが無いことが判明した。

出発前の機材のチェックは新人の仕事である。
会社集合時間の30分前に出社して機材チェックをすることになっている。
今日それを怠った結果が、バッテリーを忘れた原因だ。
現場で『バカヤロー!』と怒鳴って殴りつけるのは簡単だ。
しかしその気力がおきなかった。

何故か?

つい先日考えていた事がある。
新人も入社3ヶ月を過ぎて正社員になった訳だが、
仕事にも慣れてきて、この辺りで気の緩みが出るハズ・・・。
それを注意しておかなければならないと考えていたにもかかわらず、
自分が忙しかったので言いそびれていた。

機材チェックをせずにバッテリーを忘れたのは新人のミスのようであるが、
これは自分のミスである。
知り合いに電話を入れて何とかバッテリーを借りられたので助かったが、
手配できない機材だったらどうしただろうか・・・。

今日は一日憂鬱に過ごした。

posted by fukuda at 23:20| 群馬 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 失敗談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月31日

PCデータバックアップ

2006年最後の記事がこんな内容なのもちょっと考えてしまうが、
現実に起こっているので書いておく。

事務用の自分のPCがかなり調子悪い。
このPCはネットの閲覧やメール送受信はもちろん、
各クライアントの情報(担当者の連絡先や納品時のメモ書き)、
見積もりや売上金額、その他もろもろの重要書類が保存されている。
これが昨日から急激に調子悪くなった。
作業中にいきなり落ちてからは最悪で、立上げ直してもまたすぐに落ちる。
もう一度立ち上げても同じように落ちる。
何度かに一度、安定することがある。
今日はこの安定している隙に、外付けのHDDにデータをバックアップしていた。
その間にも急に落ちたりしたので、
どこまでのデータがきちんとバックアップされたのかは不明。もうやだ〜(悲しい顔)

少し前から調子悪いなぁ〜とは思っていた。
バックアップ取っておいた方がイイ!とも思っていた。
それなのに何故もっと早くやらなかったのか・・・?
確かに忙しかった。(って言うか年末休みに入っても毎日出勤しているのでまだ忙しい)
忙しかったが、データが全て無くなってしまう事を深刻に考えれば
手が付けられないようなことは無かったと思う。
それくらいの時間は割けたハズだ。
明日も出社してバックアップの続きをやるつもり。
(年内に終わらせる予定の編集が進まねぇ〜じゃんか!)

自業自得。

編集用のPCは別なので編集作業に影響はないのが救いか・・・。

PCに弱いとこんな時に困る。
それにしても何故年末に壊れるんんだよむかっ(怒り)

posted by fukuda at 01:30| 群馬 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 失敗談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月07日

試写

今回のタイトル「試写」のカテゴリを何にしようか考えたが、
“失敗談”にすることにした。

今日はCMの試写。
CMと言っても地方U局OAなので予算はほとんど無いに等しい。
ちなみに制作費(数回の打ち合わせ、撮影、出演者のギャラ、編集、
テープ代まで全て含む)は35万円也。

話しを元に戻して、CMの試写。
クライアントの会社前で局の営業、広告代理店の営業と待ち合わせ。
両人とも撮影には立ち会っているが、編集されたものを見るのは
今日が初めてで、クライアントと一緒に見たところ、
いきなり局の営業が怒り出す。
「これさぁ、最初のカットと2カット目は逆じゃないの!」
自分としては???である。
提出したコンテ通りだし、スーパーもコンテ通り。
一度怒りだすと何から何まで気にいらないらしく、
スーパーの色がどうだとか時間が短くて判らないだとか・・・
広告代理店の人間まで同調しはじめた。
当然のようにクライアントの社長まで同じ意見だと言う。
これには参った。1対3。
ただし、クライアントは本当のところおかしいとは思っていなかったようで、
制作側の険悪な雰囲気に耐えられず、「でもまぁ、これでもいと思うけど・・・」
と言う。この一言に助けられた。
クライアントがそう言うならということで、収束方向へ。
しかしそんなに甘くない。
局の営業としては自分が言い出したことだから
(って言っても画コンテにOK出したのこの人なんだけど)
引っ込みがつかなくなって、編集のやり直しを命じられた。
自分としてもその場を収める必要から、納得できないところを
無理矢理納得したようにして、後日修正したもので再度試写させてもらうことに。

参った。

今回の失敗は2点。
局の営業、代理店の営業にネット経由ででもいいから事前に見せておくべきだった。
回避案を何も用意しなかった。
コンテ通りだということで余裕であたのが失敗。
VPなどある程度尺のあるものはクライアントから要望が出てくることも
多々あるので、それなりの気持ちで望むが、
今回は何もなく望んだのでそれが最悪。

う〜ん、来週の試写では何か対策しなくては・・・。
posted by fukuda at 22:20| 群馬 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 失敗談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月30日

バックアップ

自宅で使っている個人所有のノートPCが調子悪くなった。
まぁWindowsMeだし古いから・・・とか言ってられない。
まだ動いてもらわなきゃ困る。
バックアップも取ってないし。

不調の理由は判っている。
新しく買ったデジカメ付属のCDからソフトをインストールしてからだ。
幸いにもシステムの復元機能で元に戻せたけど。(^^;

PCが調子悪くなって思い出した嫌な記憶・・・
もう何年も前になるが、
1月の中旬に行われる展示会で放映する映像の編集を依頼されていた。
会社でノンリニア編集機(Canopus/DVRexターンキーシステム)
を導入して間もない頃、リニア編集には無い快適さを感じつつも、
慣れない操作で編集が進まず、
年末の27日から31日までずっと会社に泊まりこんだ。
それでも終わらなかった。
31日は家に帰り風呂に入ると、またしばらく帰れないかも・・・
と親に言い残して会社へ行った。
なにしろ年明けの4日にはクライアントが試写に来る。
それまでには仕上げないと!ってことで3日の夜中まで頑張って
なんとか完成!
明日の試写には間に合った・・・と安心してPCの電源を落とした。
会社で仮眠。寒さで眠れなかったのでなんとなくPCを立上げ、
もう一度編集の確認をしようと思った。
思ったが、PCの電源は入るもののWindowsが立ち上がらない!
しばらく待ってもまだ立ち上がらない。。。
おぃおぃおぃおぃ!
意味も無くPC本体の蓋を開け、中を眺めた。
眺めたちころで何も変わらない。自分にはPCの知識はないんだから。
途方に暮れていたら外が明るくなってきた。
正直、逃げ出そうかと思ったくらい・・・。

まぁそうも言ってられないので社長に報告の電話を入れた。
次いでクライアントにも電話で説明。
試写を延ばしてもらった。
その日は社長の友人でPCに詳しい人に修復に来てもらった。
どうやらCドライブがトラブったらしい。
PCに疎い自分にもCドライブが壊れるとどうなるのかってことは判っていた。
社長の友人があれやこれややっているうちに一言。
「一つ試してみたいことがあるんだけど・・・」
「何でもいいからやってみて下さい」
「でもCドライブのデータが全部消えちゃうかもよ」
「・・・・」

結局その方法を試してもらった。
藁にもすがる気持ちとはこういう事なんだろうなぁ〜と思った。

Cドライブのデータも無事なまま治ってくれた。
助かったぁー。
人間、気が抜けると身体中の力が全て抜けてしまうということも初めて知った。
次の日に試写は無事終了。

その時に学んだ事。
編集の区切りがついたらとりあえずテープに書き出す
バックアップは絶対に必要

それからしばらくは、バックアップの取り方について色々考えた。
静止画やテロップ、ナレーションのwavデータ、編集プロジェクトなど
データの軽いものはCD-RWに毎日バックアップを取った。
動画データも出来る限りDVD-Rにバックアップした。

長続きしなかったですねぇ。
あの頃はDVDドライブも2倍速しかなかったので
バックアップを取る時間だけでもばかにならなかったですから。

今はこうしてます・・・

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posted by fukuda at 01:40| 群馬 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 失敗談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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